2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
欧州人権裁判所が、チェチェン人の失踪・違法処刑に関して、遺族に合計3万24000ドルの損害賠償を認める判決を下した。失踪したチェチェン人男性の違法処刑を命じたとされるアレキサンダー・バラーノフ将軍は、ロシアの英雄として勲章まで授与されている人物…
−ハッサン・バイエフ医師来日延期報告− チェチェン戦争が始まって約12年。ロシアのチェチェン共和国では、1994年から続くロシアの軍事侵攻によって、人口の20%〜25%が死亡し、50%が難民として国外に逃れています。私たち「ハッサン・バイエフを呼ぶ会」は…
「チェチェンの人々の非暴力の聖なる使命と法華経の未来記」 英語原文からの著者による訳文 寺沢潤世南無妙法蓮華経 アッサラーム・アレイクム 親愛なるアッラ・ドゥダーエワさん。 今度、そちらに、新に移られてから生活に新しい希望と可能性が開かれた事を…
「確かにバサーエフは人質を取ったこともありました。けれど、ロシア軍も同じことをしてきたのではないですか?・・・今、バサーエフを非難したり賞賛したところで意味はありません。彼にとっては、こうした方法でロシアに対して戦いを続ける以外に選択肢は…
ロシア連邦保安局(FSB)の長官が、チェチェン・ゲリラに対して、8月1日までの武装解除と投降を要求した。一方、チェチェン独立派政権は、戦争の継続を唱えながら、G8サミットに対する声明の中でロシアに対する即時無条件の交渉の開始を要求している。だが、…
ロシア最大のお尋ね者であったチェチェン野戦司令官シャミーリ・バサーエフが、7月9日死亡した。バサーエフは、チェチェン独立運動の過激派を代表する存在であり、ベスラン学校占拠事件を含め、ロシアに対する数多くの大規模なテロ攻撃への関与を表明してき…
「イングーシでバサーエフが殺害されたことによって、テロリストどもにとって安住の地などないこと、そして、テロリストどもにとって戦わずに済む場所などどこにもないことが証明された」(アル・アルハーノフ) 「彼を殺したのが自分でなかったのが残念だ」…
チェチェン独立派最強硬派のシャミーリ・バサーエフ野戦司令官が、7月10日、イングーシ共和国で死亡した。ロシア当局は、バサーエフの死を「対テロ作戦」の成果(要するに殺害)として発表しているが、チェチェン戦争の継続を望んできたロシア当局と利害を共…
シャミーリ・バサーエフの死はロシアに何をもたらすのか? ラジオ・リバティのリズ・フューラー記者による分析。
チェチェン独立派外相のアフメッド・ザカーエフは、7月10日、ラジオ・リバティのインタビューに応じて、シャミーリ・バサーエフの死について語った。対ロシア最強硬派野戦司令官の死がチェチェン情勢の行く末に様々な憶測を生む中で、ザカーエフは彼の死によ…