IC-RCFS: ロシア・チェチェン友好協会情報センタープレスリリース(#1283)

PRESS-RELEASE #1283 FROM MAY 13, 2005

グロズヌイ農業地域でカディロフツイとロシア軍の同士討ち

5月11日、ラムザン・カディロフ副首相に所属するチェチェン大統領警護隊と、ロシア国防省合同部隊との間に戦闘があった。報道によると兵士2人が死亡、1人が重傷を負った。この事件は、武力部局間の連絡がうまくいっていないために起こったもののようだ。

カディロフツィ民兵の親族から得た情報によれば、ある小隊(13人前後の兵士からなる)が、S・パツァーエフ指揮下の部隊を攻撃した。この部隊(SP指揮)はプリゴロドヌイ集落に近い、古いダーチャ(別荘)の敷地に駐留していた。パツァーエフは攻撃を受けてすぐに反撃しはじめた。この戦闘でカディロフツィに死者2人、重傷1人が出たのだった。攻撃をかけているのがロシア軍だと、カディロフツィたちが気がついて、この戦闘は、中断した。状況を解決するために、ロシア合同軍の代表者とチェチェンラムザン・カディロフ第一副首相が現場に向かった。双方の兵士たちが査問された。軍の兵士は、カディロフツィたちのうち5人が長刀(キンジャール?)を身につけていて、見かけもそれらしかったので、抵抗勢力と取り違えたと答えた。

詳細は調査中。

アチホイ・マルタン地区で、アフガニスタン帰還兵の集会

5月12日、アチホイ・マルタン地区の中心地で、アフガン帰還兵の集会が開かれた。「わが心にアフガンの苦しみ」と題された集会とコンサートは、地区の文化会館で開かれた。25人ほどの帰還兵と、60人の地区住民が参加した。チェチェン障害者連合の代表、地区行政の代表者、ロシア各地から訪れた軍と警察の士官たちも参加していた。レフ・ツォイ地区の軍関係者と地域警察の代表者が挨拶をした。帰還兵の一人イゴール・スネギリョフは当時の軍歌を歌った。

税務警察がアチホイマルタンの商工業者にレジの使用を指示

5月12日、チェチェンのウルスマルタン地区の税務警察が、隣接するアチホイマルタンの小さな市場に踏み込んだ。税務警察の職員は、そこにいた業者に対して、30日以内にキャッシュレジスターを導入するようにという通達書を手渡した。従わないものは3千ルーブルの罰金だという。

チェチェンレジスターを買うと1万3千から1万8千ルーブル(500ドル前後)する。多くの小売店は食品や日用品、新聞などを売っているだけで、とても買えるようなものではない。さらに、キャッシュレジスターは、平和なロシアのほかの地域でも、まったく必要とされていない。