PW:チェチェン西部で掃討作戦

5月19日付けのプラハ・ウォッチドッグ、ルスラン・イサーエフによると:
千人以上の兵員が参加する大規模な作戦が、チェチェン西部のアチホイ・マルタンで実行された。人々の身分証明書類が検査され、男性のいる世帯は厳重に調べられた。
チェチェン警察が検査には同行し、いまのところ人権被害についての訴えはでていない。
目撃者によると、サマーシキ村では10人の若者が、パスポートに居住許可がなかったとして拘束され、うち6人はまもなく釈放されたものの、4人が行方不明。
同様の作戦が、近くのザカン・ユルトでも行われたが逮捕者はでていない。村人の多くは、この結果は村長のムーサ・ダダーエフの働きによるところが多いと考えている。
これらの作戦の規模からして、ロシア側はゲリラのリーダーの誰かが、この周辺に潜んでいると考えているようだ。数日前にはドック・ウマーロフ(野戦司令官)が、イングーシ国境に近いアルシェチ村で目撃されている。
しかし、多くの兵士と警察官はそういった背景を理解しているわけではない。また、これらの作戦がいつまで続くかということも知らない。
http://www.watchdog.cz/?show=000000-000008-000001-000383&lang=1