選挙のあとに−チェチェンで噴火する暴力−
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2005年12月2日、プラハ・ウォッチドッグ/レーチャ・サダーエフ
モスクワの舞台上で行われた議会選挙の後、政治家たちの予測を裏切って、チェチェンの状況は悪化してきている。チェチェン内務省によると、襲撃の数は(選挙後に)急激に増加したという。
治安当局によると、12月1日、アルグンの南郊外で、全身に銃痕を受けた男性の遺体が発見されたという。実際には被害者はシャーリ近郊で生活していたと見られている。
その前日には、シャリン地区のアヴトゥリ入植地で地元の女性の遺体が発見され、地元警察は刃物による殺害であると報道した。
チェチェンではここ5日間で2人の行政長官が殺害されている。11月28日夜、シャトイ地区パミャトイ村の行政長官スルタン・デリムカーノフが自動銃によって死亡。シャトイ地区の軍司令官ドゥミトゥリー・アルナウトフが容疑者として拘束され、即座に刑事手続きが開始されている。
さらに11月30日夜、アヴトゥリ村の行政長官イブラギム・ウムパシャーエフが息子のイサとともに覆面をかぶった男性に殺害された。自宅の庭にいるところを自動銃で撃たれたという。犯人は今のところ見つかっていない。