ヤマダーエフ部隊の配下20名以上がチェチェンから逃亡
チェチェンプレス 2007年10月17日
元ヤマダーエフ部隊「ボストク(東)」の隊員20名以上が、数ヶ月前にカディーロフ部隊の「石油連隊」(グデルメス地区のジャルカ村に駐屯)に寝返り、さらに10月初頭、チェチェンから逃亡した。「カフカス・センター」が報じた。
報道によると、元ヤマダーエフ部隊の兵士たちは、「石油連隊」のデミルハノフに対して、自らを「平和的に解放」させるよう身代金を支払ったという。
解放された元ヤマダーエフ部隊は、故郷に留まることが極めて危険であったため、チェチェン国外に逃亡した。これは、彼らがカディーロフに寝返ったためで、ヤマダーエフ部隊は、逃亡者に「犯罪者」のレッテルを貼り、カディーロフ部隊に彼らの引き渡しを要求していた。彼らは引き渡されれば拷問を受けることになっていた。
元ヤマダーエフ部隊の逃亡者たちは、占領軍組織の中にはまったく残っておらず、一斉にチェチェンから逃亡したと見られる。