ティン・ナインさん一家に特別在留許可!
10月4日のイベント情報で皆さんに署名のお願いをしたティン・ナインさん一家に、本日1年間の在留特別許可が下りました。今回の判断は、最近のビルマ(ミャンマー)情勢の悪化を受けたものと思いますが、民主党の今野東議員が入管行政に働きかけてくれたこと、ティン・ナインさん一家の特集がNHKで放映されたこと、皆さんのご協力により多くの署名が集まったこともとても大きいと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。そこで、できればひとつお願いしたいことがあります。
それは、法務省と入国管理局宛に、今回の判断を評価する声を届けることです。入管行政が、やむを得ない事情で本国に帰れない人たちに対して、難民認定や在留特別許可を与えることは当然のことで、わざわざ感謝するまでもないといえば、確かにその通り。ですが、日本の難民政策を変えていくためには、入管行政に携わっている人たちが自らの仕事に誇りを持てるよう、市民の側から働きかけていくことも、同時に必要だと思うのです。そして、それは、日本の治安を守るために外国人を取り締まれといったような排他的なナショナリズムにもとづく要求ではなく、マイノリティの権利を守ることでマジョリティにとっても生きやすい社会を創造する、そのための呼びかけになればよいのではないでしょうか。まあ、簡単に言えば、法務省と入管をおだててその気にさせてしまおうというわけですが…。
いずれにせよ、市民一人一人が入管行政に働きかけることで、私たちが思っているよりもはるかに強いインパクトを、そこで働く人々に与えられるのではないかと思います。よろしければ、一言だけでもよいので、あなたの声を発信してください。すぐには何も変わらなくても、私たちの声は物事を変えるきっかけを作り出せると思います。(邦枝)
法務省
メール: webmaster@moj.go.jp
FAX:03-3592-7393
TEL:03-3580-4111
ティン・ナインさん家族の在留を求める会blog
ブログは今後も更新されるそうです。よろしければ引き続きサポートをお願いいたします。
http://d.hatena.ne.jp/gzl07472/