No.281 【明日】出版記念報告会 「チェチェン民族学序説」


いよいよ明日、「チェチェン民族学序説」の出版記念報告会です。本も、書店での販売に先駆けて購入できます。ぜひご参加ください!

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■出版記念報告会
 「チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」


 チェチェンの作家ムサー・アフマードフによる、チェチェン人の行動規範を記したチェチェン語の高校教科書「ウェズデンゲル」を、世界に先駆けて日本語に翻訳しました。ロシアによる虐殺に見舞われたチェチェン人とは、どのような伝統文化を持った民族なのかを知る手がかりになり、関心を引き寄せられる一冊です。3月1日ごろ、書店に並びます。

 この本の刊行を記念して、チェチェン連絡会議では出版記念報告会を開きます。最近のモスクワでの諸事件も含めて、チェチェンの平和や、ロシアの民主化について考える機会になればと思います。

 もちろん会場で本を販売しますので、この機会にぜひお買い上げください。

  日時:2009 年 2 月 28 日(土)午後 6 時 30 分〜8 時 30 分
  会費:500 円 主催:チェチェン連絡会議
  会場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室 B
http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html

  内容:「ウェズデンゲルとは何か? 林克明、今西昌幸(訳者)、大富亮が語る!」
     「モスクワ弁護士・記者暗殺事件報道を読む」(大富ほか)

 お問い合わせは editor@chechennews.org

 書籍情報
 「チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」
  ムサー・アフマドフ著 今西昌幸訳 林克明序 大富亮編/画
  高文研刊 本体 2,500 円

 ロシアとの対峙を続ける少数民族チェチェン。その世界観、宗教観、先史時代から受け継がれる慣習がいま明らかに。厳しい慣習と神への尊敬が人を律する、チェチェンとその精神を理解するための一冊! 資料編として、チェチェン共和国憲法(独立時代版、傀儡版)などの法律・条約の全訳を掲載。

ご注文はこちらから: http://www.koubunken.co.jp/0425/0417.html
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E6%B0%91%E6%97%8F%E5%AD%A6&storeCd=&searchFlg=9&x=0&y=0
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E6%B0%91%E6%97%8F%E5%AD%A6%E5%BA%8F%E8%AA%AC%E2%80%95%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%80%AB%E7%90%86%E3%80%81%E8%A6%8F%E7%AF%84%E3%80%81%E6%96%87%E5%8C%96%E3%80%81%E5%AE%97%E6%95%99-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%BA%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB-%E3%83%A0%E3%82%B5%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%95/dp/4874984177/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1235742674&sr=8-1

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■イベント


● 2/28 飯田橋:出版記念報告会
チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」

チェチェン人として生きるための教え、「ウェズデンゲル」が、
ついに日本語で出版されます。チェチェン共和国憲法(全訳)や、
チェチェン・ロシア間の条約なども所収。興味津々の一冊。

http://d.hatena.ne.jp/chechen/20090210/1234238181


● 2/28 文京:ポスト・アパルトヘイトの経験とイスラエルパレスチナ

イスラエルアパルトヘイトは、南アとの共通性を持つ半面、
解決はそれ以上に困難と見られている。「和解」の問題を参照しつつ、
歴史から学びうる可能性を追求する。

http://midan.exblog.jp/


● 3/7 町田:『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』上映会

アフガニスタンのタクシー運転手ディラウォルの死。
「殺人」と書かれた米軍による死亡証明書を読めない家族。
誰が、何のためにディラウォルを殺したのかを追う記者たち…。
グァンタナモの実態に迫る。日本劇場未公開作品!

http://www.amnesty.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000002102


● 3/7 神谷町:ガザが語る、パレスチナの将来
ーーイスラエルによる占領を読み解く

ガザ侵攻は、すでに破綻していたオスロ合意以降の混乱を、
取り返しのつかない段階においやった。
ガザに滞在しながら長年フィールドワークを行ってきた研究者、
サラ・ロイ氏と、ジャーナリストの小田切拓氏が今後を語る!

http://midan.exblog.jp/10866522/


● 3/13 中野:土肥校長の最後の授業 言論の自由ほど尊いものはない

「誰かが言わなければ、恐ろしい社会になっていくから、立ち上がった」。
職員会議で、「挙手」、「採決」を禁じる通知を出した東京都教育委。
公然と撤回を求め続ける都立三鷹高校の土肥信雄校長の「最後の授業」。

http://apc.cup.com/

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■映画・写真展など


●大阪:『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン

http://www.chechen.jp/


● 2/25-3/8 田町:リーブラで出会うアイヌ

先住民族アイヌをテーマとする宇井眞紀子さんの写真と、
アイヌ民族の長谷川修さんのお話を通して、
アイヌの現在、そして港区とのかかわりを知る講座。

http://d.hatena.ne.jp/miminokai/20090225


● 『★CHEチェ 28歳の革命 39歳別れの手紙』

カストロとともにキューバ革命を成功に導いた、
チェ・ゲバラの生涯をソダーバーグ監督が映画化

http://che.gyao.jp/


● 『シリアの花嫁』

もう二度と帰れない。それでも私はこの境界を越えるーー
イスラエル占領下のゴラン高原
若き娘モナがシリア側に嫁いでゆく、一日の物語。

http://www.bitters.co.jp/hanayome/


 ●『ビリン・闘いの村』

パレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸のビリン村。
若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

http://www.hamsafilms.com/bilin/

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  発行部数:1577 発行人:大富亮
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