イングーシ人女性、北オセチアで誘拐され、行方不明

(12月27日 Waynakh Online) 12月22日、イングーシ在住の女性が、北オセチアで、ロシア軍に誘拐された。この女性は、イングーシの都市ナズラニ在住のザリーナ・イドリソーブナ・エルホローエワさん(1980年生)で、北オセチアのチェルメンの村にいるところを、ロシア軍に拘束された。

 ザリーナさんの父親、イブリス・エルホローエフさんによれば、息子のティムールが収監されている北オセチアウラジカフカスに行った帰り道、タクシーでイングーシを目指していると、チェルメン付近でロシア軍の部隊に止められた。軍の兵士は全員にタクシーから降りるように命令した。パスポートをチェックしたあと、ザリーナさんだけが、VAZ型自動車に呼ばれ、いずこかへ連れ去られたもの。

 翌日、親族がすぐに事件を北オセチアの警察と、検察庁に届け出たが、ザリーナさんの行方は今もわかっていない。

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