国際

欧州人権裁判所:チェチェンでの殺害でロシアに有罪判決

原文:http://news.independent.co.uk/europe/article2692483.ece [The Independent 6/22] 外交部門編集長、アン・ペンキス 2007年6月22日 欧州人権裁判所は、チェチェンの人権活動家とその家族が、ロシア語を話す「国家の代理人」によって頭部を撃たれて死…

欧州人権裁判所:チェチェンでの殺害でロシアに有罪判決

原文:http://news.independent.co.uk/europe/article2692483.ece [The Independent 6/22] 外交部門編集長、アン・ペンキス 2007年6月22日 欧州人権裁判所は、チェチェンの人権活動家とその家族が、ロシア語を話す「国家の代理人」によって頭部を撃たれて死…

プーチン大統領への公開状

Chechen Peace Forum という英国のNGOがプーチン大統領に宛てた公開状を紹介します。原文: http://comment.independent.co.uk/letters/article2519068.ece プーチンはチェチェンで続いている恐怖と圧制による支配を終わらせなければならない 2007年5月7日拝…

チェチェンにおける拷問や虐待、「失踪」、恣意的な拘禁を止めなければならない

2007年3月14日付のアムネスティ国際ニュースより転送します。 http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=272 ロシア:チェチェンにおける拷問や虐待、「失踪」、恣意的な拘禁を止めなければならない。 AI Index: EUR 46/009/2007 (Public)…

アムネスティ国際ニュース発表(2007年1月23日)

以下、アムネスティ国際ニュースからの転載です。 アムネスティ日本 http://www.amnesty.or.jp/ - ロシア連邦:最高裁判決が市民社会の言論を統制 - AI Index: EUP 46/004/2007アムネスティ・インターナショナルは、本日、ロシア連邦最高裁判所がロシア・チ…

欧州人権裁判所、ロシア政府に賠償命令

11月9日、欧州人権裁判所が、2人のチェチェン人の失踪事件に関して、ロシアに有罪判決を下しました。原告は、2年前にロシアから米国に亡命したチェチェン人女性、マルゼット・イマカーエワ。彼女の息子は2000年にロシア軍に拘束されて以来行方不明になってお…

ロシアの汚職度ランキング

11月6日、国際的な汚職・腐敗防止を掲げて活動しているNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」(TI)が、2006年の各国汚職率ランキングを発表しました。 http://www.transparency.org/news_room/in_focus/cpi_2006/cpi_tableそれによると、ロシア…

続報・ロシアで国際NGOの80%が活動停止に!

チェチェンニュースVol.06 No.23でお伝えした「ロシアで国際NGOの80%が活動停止に!」の続報を。11月3日現在の情報なのですが、国境なき医師団とデンマーク難民評議会は新たに再登録が認められたということです。一方、ヒューマン・ライツ・ウォッチやアム…

チェチェンの人権に関する会議など

10月28日、隣国ダゲスタンのハサブユルトで、チェチェン人住民に対する誘拐に抗議する会議が開催されました。 http://groups.yahoo.com/group/chechnya-sl/message/50221 チェチェンでは、ロシア軍やラムザン・カディーロフの私兵、地雷などの遺棄兵器によっ…

アンナ・ポリトコフスカヤへの鎮魂歌

フィンランドのアーティストたちが、アンナへの鎮魂歌を発表しました。YouTubeで公開されていますので、よろしければお聴きください。 http://www.youtube.com/watch?v=Q8xelS8G-SY フィンランドの街角で彼女の死を悼む人々が掲げるキャンドルの数にも圧倒さ…

ロシア連邦:新NGO法によりロシア・チェチェン友好協会に閉鎖命令

先日お伝えした「ロシア・チェチェン友好協会潰される!」について、アムネスティ・インターナショナルからのフォローがありました。 アムネスティ国際ニュースから転送します。

ロシアで国際NGOの80%が活動停止に!

ひどいニュースです。NGO規制法によって、ロシアで活動している国際NGOの80%が活動停止処分を受けることになりました。ロシアでは、今年の4月に発効したNGO規制法によって、国内で活動するすべてのNGOに対して政府当局への再登録が義務づけられました。とこ…

欧州人権裁判所、ロシア軍による掃討作戦に違法判決

久々によいニュースです。10月12日、欧州人権裁判所が、6年前にロシア軍がチェチェンの首都グローズヌイで5人のチェチェン人を違法に殺害したことに対して、ロシア連邦の責任を問う判決を下しました。裁判では、ロシア連邦がチェチェン人を超法規的に殺害し…

ノヴァク氏のチェチェン訪問、延期に・・・

昨日お伝えしたノヴァク氏のチェチェンへの訪問が、さっそく延期されてしまいました。 本日付のラジオ・リバティの短信によると、例によってロシア政府からの圧力があるようです。ノヴァク氏は訪問を断念するつもりはないと語っていますが、10月9日にロシア…

国連にメールを書こう

10月9日から20日までの期間に、拷問に関する国連特別報告者のマンフレッド・ノヴァク氏がチェチェンを訪問します。ノヴァク氏は、2004年12月に国連人権委員会から特別報告者に任命された人物で、人権問題の専門家でもあります。特別報告者は、あらゆる機関か…

ロシアの子ども兵士たち

チェチェン問題を語るとき、「ロシアの侵略に対する抵抗の歴史」という言葉がよく用いられる。ロシアを加害者として、チェチェンを被害者として、チェチェン戦争を捉える見方は、解りやすくはあるけれど、ときに被害者が加害者になる可能性というものを忘れ…

チェチェン人の失踪・違法処刑に関する欧州人権裁判所の判決

欧州人権裁判所が、チェチェン人の失踪・違法処刑に関して、遺族に合計3万24000ドルの損害賠償を認める判決を下した。失踪したチェチェン人男性の違法処刑を命じたとされるアレキサンダー・バラーノフ将軍は、ロシアの英雄として勲章まで授与されている人物…

月刊『今日のチェチェン社会』の最新号が発行される

2006年2月22日 プラハ・ウオッチドッグ http://www.watchdog.cz/index.php?show=000000-000010-000005&lang=12月22日に月刊誌『今日のチェチェン社会』第二号が発行された。『今日のチェチェン社会』は、プラハ・ウォッチドッグ*1と「非常事態のジャーナリズ…

ロシア:欧州議会がチェチェンにおける人権侵害を非難

1月25日、欧州議会はチェチェンで人権侵害を続けるロシアに対する非難決議を採択した。チェチェンの人権活動家イブラギーモフ氏の40日におよぶハンガーストライキは、国際社会がチェチェン戦争を黙認するうちに見失っていた羞恥心を、一部かつ一時的にせよ回…

EU:欧州議会議員たちがロシア―チェチェン問題に対するEUの弱腰を批判

チェチェンにおいて、人権問題はしばしば経済問題にすり替えられる。それは人権と民主主義という理念を掲げるEU諸国も変わらない。以下の記事から読み取れるのは、先日のチェチェン議会選挙中に暴動が発生しなかったことを「安定と民主主義への新たな一歩」…

ドイツはチェチェン侵略の共犯?

シュレーダー時代のドイツは、ロシアのチェチェン侵攻に対して何も意見をせず、(人権侵害への懸念ぐらいはたまに口にしていたかもしれないが)ひたすら傍観を決め込んでいた。それがどうしてなのかは、次の記事を読めば一目瞭然に近い。露との合弁企業トッ…

ビンディグ(欧州評議会議員)のチェチェン問題追及

欧州評議会議員総会(PACE)のドイツ選出議員ルドルフ・ビンディグは、最近13日の法務人権委員会でチェチェンについての報告し、「あいかわらず人権侵害が続いている」と指摘した。ロシア側はこの報告にいたく立腹の様子(訳す予定なし)。ところで、チェチェ…

コーカサス紛争の被害者への補償

ラジオ・リバティ http://rferl.org/featuresarticle/2005/12/2C71AC40-8551-427E-9A40-7CF6D91F13CF.html 2005年12月13日 本日、EUは800万ユーロ(11億3600万円)をグルジアとロシアのチェチェン共和国で続いている紛争の被害者に対する支援に当てることを…

ロシア:「チェチェンの平和を実現するための第一歩は、モスクワから歩み寄られなければならない」―2005年のラフト人権賞受賞者が語る―

ラジオ・リバティ http://www.rferl.org/featuresarticle/2005/11/8FEC0B0F-8FE3-40BB-AE7C-F5B0D2BCE331.html 本年度の栄光あるラフト人権賞*1は、11月6日、チェチェンの首都グローズヌイ出身の弁護士、リディヤ・ユスポーヴァに与えられることになった。ユ…

チェチェンでのロシア政府による人権侵害、新たな証拠(アムネスティ・インターナショナル発表

アムネスティ国際発表ニュースアムネスティ日本 http://www.amnesty.or.jp/ ロシア:北カフカスにおける終わりのない甚大な人権侵害 AI Index:EUR46/038/2005 2005年9月30日アムネスティ、欧州連合(EU)・ロシア首脳会合に先立ち、新たな調査結果を発表…

英国はザカーエフをロシアに送還するか?

9月29日のインターファックス通信によると、駐英ロシア大使ユーリー・フェドトフは、英当局がザカーエフをロシアに送還するだろうとの見通しを語った。「6月のロンドンでの爆破事件に関連して、われわれは英国側に対して、チェチェン分離主義者のザカー…

OSCEとチェチェン

今日この日の出来事とは関係ないのだが、OSCEのサイトで古い写真をみつけたので貼ります。The OSCE brokers peace in Chechnya, Russian Federation, in 1996. (OSCE)

リトアニア司法、独立派Webサイトの閉鎖を支持

9月19日、リトアニア司法当局は、同国に置かれているチェチェン独立派のサイト「カフカス・センター」のサーバーの撤去は憲法に違反しないとの判断を下した。昨年チェチェンのバサーエフ司令官が北オセチア・ベスラン学校占拠事件に関与した件についての…

「国際テロ組織のリストを作れ」ロシア外相発言

19日、第60回国連総会の場で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「すべてのテロリストと、テロ組織についてのリストを作成、公開すべきだ。アルカイダと関係があってもなくても、このリストから外すことはできない」とした上、ロシア政府としては「安…

「カフカスの悲劇、過去と現在」

カフカス基金による国際会議コミュニケ 2005年5月21日、イスタンブール http://www.kafkas.org.tr/english/index.html#none この会議の席上で発表された、チェチェン共和国大統領総代表、ウマル・ハンビエフの発言は次のURLに:http://d.hatena.ne…