報道の自由

人権派弁護士、毒殺未遂か=記者殺害事件で代理人−ロシア

またか? 【モスクワ14日時事】ロシアのプーチン政権を批判していた著名女性記者、アンナ・ポリトコフスカヤさんが2006年10月に殺害された事件で、公判開始前の予備審問に出廷する予定だった人権派の女性弁護士が14日、滞在先のフランスで毒殺未遂に遭ったと…

アンナ殺害・開廷日は10/15に決定

元の記事:http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Russia-Accused-In-Anna-Politkovskaya-Case-To-Go-On-Trial-Over-Journalists-Murder/Article/200810115115257?lpos=World_News_Second_World_News_Article_Teaser_Region_1&lid=ARTICLE_15115257_R…

開催が危ぶまれるペテルブルグのアンナ追悼集会

(ノーヴァヤ・ガゼータ10/6 ニコライ・ドンスコフ) ペテルブルグで10月7日19時より、アンナの死を悼む集会が計画されている。場所は、ペテルブルグではアンナの追悼と言えばここでいつも集会を開いてきた、政治弾圧の犠牲者の記念碑、ソロヴェツキー島の石が…

ロシアの良心

(東京新聞10月3日夕刊「放射線」欄より) 10月7日は、私が世界で最も尊敬するロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの命日である。2006年のこの日、プーチン政権の闇を暴き続けてきたポリトコフスカヤは、自宅前で何者かに銃で暗殺された。 4年…

「ポリトコフスカヤ殺害犯はヨーロッパにいる」ロシア政府が主張

(7/1 BBC) ロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤを殺害した人物はヨーロッパに逃亡したと、ロシア政府当局者が主張しはじめている。アンナ・ポリトコフスカヤは有名なロシア政府の批判者で、2006年10月7日にモスクワの自宅で殺害された。犯人は…

ポリトコフスカヤ事件捜査は終わっていない―NG紙副編集長語る

(6/18 ラジオ・リバティー)ロシア検察当局は、2006年に起こったジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤ暗殺事件についての捜査を終了すると発表した。当局側は、3人の容疑者を特定したとしている。ポリトコフスカヤは、2006年10月7日に、モスクワの自宅の…

「言論を支配せよ〜“プーチン帝国”とメディア〜 」をみて思うこと

(大富亮/チェチェンニュース) NHKスペシャルで放送された「言論を支配せよ〜“プーチン帝国”とメディア〜 」を見た。思い切ったタイトルに驚きながら。BSでは海外のドキュメンタリーも含めて、かなりはっきりとした主張のこめられた番組が放送されているのを…

「言論を支配せよ〜“プーチン帝国”とメディア〜 」についての感想集

何人かの方々が、番組についての感想をくださったので紹介します。 番組サイト: http://www.nhk.or.jp/special/onair/080512.html 告発調でなく、素材をつなげて見せたドキュメンタリー(T.Kさん) 忙しいときだったので録画してみました。 いつもロシア報道…

チェチェン人犯罪グループリーダー、誘拐される

4月15日のモスクワタイムスによると、この1月、モフラディ・アトラゲリエフ(54)というチェチェン人の犯罪グループのリーダーが、モスクワ中心部のレストランで誘拐された。アトラゲリエフは「ラザンスカヤ」と呼ばれるグループのリーダーで、アンナ・ポリト…

ロシアのネット監視の現状とこれから

New Times 08年3月17日 57号 中国に追いつけ追い越せ。クレムリンや内閣のメンバーが入れ替わることについて、いつもの通りの恐怖が改めて語られた。それはロシア政府がネットを管理しようとするだろうという懸念であり、これはすでに中国、キューバ…

アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺の責任者

アンナ・ポリトコフスカヤは誰に殺されたのか。これはリトビネンコ問題にも通じることなのだけれど、私には何の捜査権もないので、事実にたどり着くのはとても困難だろう。とはいえ、ロシア政府にとって、二人の存在が邪魔だったのはまちがいない。特に、西…

スライド報告会『ビルマ・長井さんの死の目撃者』

http://www.daysjapan.net/news/news2008/news200802_04.html 昨年9月に、ビルマで長井健司さんが射殺された際に決定的な瞬間を写真に収めた、ロイターのカメラマン、アドリース・ラティーフさんが来日し、DAYS JAPAN主催の報告会で、その時の経緯を明らかに…

チェチェン:NGOを閉鎖せよ

原文: http://www.watchdog.cz/?show=000000-000008-000004-000100&lang=12008年2月7日 ウマルト・チャダーエフ (チェチェン) ロシア連邦登録局チェチェン支部は、非政府組織連合―チェチェンとイングーシの人権状況を社会に訴えている団体―を閉鎖しようとし…

ノーヴァヤ・ガゼータ、サンクトペテルブルグで配布停止に!

[もう一つのロシア 1/14] 原文:http://www.theotherrussia.org/2008/01/15/newsstands-to-stop-carrying-novaya-gazeta-in-st-petersburg/ 2008年1月から、ロシアで最も著名な独立系新聞「ノーヴァヤ・ガゼータ」のサンクトペテルブルグ支部では、レニング…

萎縮するロシア・メディア

プーチン政権を厳しく批判してきたロシアの女性記者ポリトコフスカヤさんが射殺された事件から、七日で一年となる。ジャーナリズムへの深刻な危害に、国際社会のロシアに対する懸念は強まったものの、プーチン政権のメディア統制は事件後も緩む気配はない。…

アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会 集会アピール

市民約100名の参加の中、下記のアピールを発表しました。 Japanese people's Joint statement on Memorial gathering for Anna Politkovskaya 『アンナ・ポリトコフスカヤさん暗殺1周年を迎えて』 2007年9月22日 於 文京区民センター 約1年前となる2006年10…

カディーロフ、プーチンに面会した代償を払う

アンナ殺害犯として新たに逮捕されたチェチェン元地区長官について、4年前のGazeta.Ruから情報を拾ってみました。内容を一言で総括すると、この人物はラムザン・カディーロフのパパと非常に仲が悪かったようです。ロシア当局の捜査、胡散臭すぎでは…。 カデ…

都合のよすぎる逮捕劇

2007年9月2日 ヘラルド・トリビューン 原文 http://www.iht.com/articles/2007/09/02/opinion/edputin.php 確かに我々はこのニュースを歓迎しなくてはならないだろう。ロシア捜査当局が実際にアンナ・ポリトコフスカヤ記者の暗殺に関与した―さらに米国人記者…

ポリトコフスカヤ暗殺容疑のFSB中佐、釈放か?

9月3日 モスクワ (RIA Novosti) 原文: http://en.rian.ru/russia/20070903/76248555.html 本日、モスクワ地区軍事裁判所は、アンナ・ポリトコフスカヤ記者暗殺事件の容疑に問われているパヴェル・リャグゾフFSB(ロシア連邦保安局)中佐の逮捕が違法であ…

ロシア:ポリトコフスカヤの同僚、当局の捜査に異論

2007年8月28日 ラジオ・リバティ ブライアン・ウィットモア 原文 http://rferl.org/featuresarticle/2007/08/624213bb-be6c-4498-b70e-bb365a277c59.html ロシア検察庁のユーリー・チャイカによると、2006年10月のアンナ・ポリトコフスカヤ記者の暗殺の背後…

ポリトコフスカヤ暗殺で4名を告訴

2007年8月29日 モスクワ・タイムズ http://www.moscowtimes.ru/stories/2007/08/29/011.html デイビッド・ノワク 検察当局は、ノーヴァヤ・ガゼータの記者アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺事件で逮捕された10名の容疑者のうち4名を告訴した。火曜、容疑者の弁…

アンナはどのように殺されたか

アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺事件の容疑者を逮捕 2007年8月27日 ノーヴァヤ・ガゼータ 原文 http://www.novayagazeta.ru/data/2007/65/33.html アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺に関連して10人の容疑者が逮捕された。本日、チャイカ検事総長が記者会見で明らか…

『ロシア闇の戦争』書評

201×年、日本国内で大規模な連続テロが発生。日本中がパニックに陥る中、政府与党はテロを北朝鮮工作員の犯行と断定し、金政権への強硬政策を訴えて選挙に圧勝した。ところが、日本軍が北朝鮮に侵攻し、国民が戦争を支持するきっかけとなったテロ事件は、実…

『コーカサスの金色の雲』著者プリスターフキン

『コーカサスの金色の雲』という小説がある。第二次大戦時、チェチェン人をはじめとした諸民族がスターリンによってカザフスタン等に強制追放されたが、その彼らのいなくなった土地にまた別の民族が移送され、この安易かつ非人道的な政策が現在にまで続く対…

『ロシアン・ダイアリー』書評

生き続けるためには服従しなければならない。そんな光景がこの世界にはあふれている。つまり、反抗は死を意味するということだ。服従は必ずしも易々となされるのではない。苦しみ、痛み、悔しさ…数え切れないほどの涙を流し、叫び声を上げ、抱えきれないほど…

『ロシアン・ダイアリー』書評

「私にはすべてが見えている――『楽観的な予測』を喜ぶことができる人がいるなら、そうすればいい。そのほうが楽だから。でもそれは自分の孫への死刑宣告になる」 本書『ロシアン・ダイアリー』を読んでなお、私たちは未来の世代への死刑宣告を下すことができ…

謎の記者暗殺いずれも未解決

7/1 信濃毎日新聞 書評 池上彰 (TTさん、いつも情報ありがとうございます)

ロシア・チェチェン友好協会に事実上の破産宣告

原文:http://eng.kavkaz.memo.ru/newstext/engnews/id/1189835.html [Caucasian Knot 6/20] 6月18日、ニジニ・ノブゴロド地方仲裁裁判所は、ロシア・チェチェン友好協会に対して、約88万ルーブル(約420万円)の支払いを命じる判決を下した。裁判は、ロシア…

アムネスティ年次報告書2007:「恐怖をあおる政策が世界の対立と格差を拡大」

5月23日付のアムネスティ発表国際ニュース、「年次報告書2007:恐怖をあおる政策が世界の対立と格差を拡大」を転載します。報告書は、ロシアについて、外国人に対する嫌悪犯罪の増加や、アンナ・ポリトコフスカヤの殺害、NGO規制法の成立を例に挙げて、差別…

アムネスティ国際ニュース発表(2007年1月23日)

以下、アムネスティ国際ニュースからの転載です。 アムネスティ日本 http://www.amnesty.or.jp/ - ロシア連邦:最高裁判決が市民社会の言論を統制 - AI Index: EUP 46/004/2007アムネスティ・インターナショナルは、本日、ロシア連邦最高裁判所がロシア・チ…