【転送歓迎】THEINさん家族の在留を求める会設立集会へ参加を！

　ミャンマー国籍のTHEIN　NAINGさんは1990年に来日をしました。日本で安定した仕事を得たTHEINさんは妻のSWE　SWE　HTAYさんを呼び寄せ、二人で働くことにしました。

　THEINさんの来日から10年余が経過した2002年になってようやく、THEINさん夫妻は長男のNYAN　LINN君を日本に呼び寄せることが出来ました。THEINさん、SWE SWEさん夫妻は長男とともに幸せに暮らせると喜びました。しかし、THEINさん、SWE SWEさんはすでに在留期間を超えて滞在しており、またNYAN　LINN君も超過滞在となっていました。不安定な暮らしの中でも、NYAN　LINN君は今年4月に工業高校を卒業し、いまは大学の一年に在籍をしています。

　現在、THEINさん家族は仮放免中です。昨年2月に東京入国管理局の警備官が自宅に訪れ、三人は入管法違反容疑で摘発−収容されてしまったのです。THEINさんらは日本に生活の基盤が形成されたこと、長男のNYAN　LINN君が都立工業高校に在籍していることなどを理由として在留特別許可を求めましたが、認められませんでした。THEINさんらは法務大臣の裁決の取消し等を求めて提訴しました。

　本年7月、東京地裁は三人の訴えを棄却するとの判決を出しました。三人はこの判決を不服として控訴しています。

　THEINさんらがミャンマーに帰国できない理由は他にもあります。SWE SWEさんの祖父が軍事政権に反対する活動に参加していたため、帰国すれば迫害を受けるおそれがあるからです。またSWE SWEさん自身も軍事政権に反対するデモに参加しています。

　法務省−入国管理局はTHEINさんら家族が日本に引き続き生活をしたいという願いを聞きいれようとはせず、帰国をするようにと迫っています。私たちはTHEINさんら家族の友人として、また隣人としてTHEINさんらの日本での在留を求めていきたいと考えています。THEIN NAINGさん家族の在留を求める会の設立にぜひご参加をお願いします。

　日時　２００７年８月２８日（火）　午後７時〜
　場所　豊島区民センター(TEL03-3984-7601)
　　　（JR池袋駅東口から徒歩７分、豊島公会堂となり）

　呼びかけ人
　千葉光一（NYANN君の中学の担任）、穂積永好（高校の担任）、角田仁（教員）、西田敦（NYAN君の最初の日本語教師）、服部一久（THEINさんの元雇用主）、吉成勝男（APFS）