ロシアの地方でチェチェンの傷がどんな風に広がっているかを聴きました。アフガン帰りのひとたちの精神障害もありますが、ある研究者が 地方の調査研究で 泊まっていたホテルだかなにかの番人のおばさんが 息子はチェチェンの武装勢力に殺されたのだと嘆いたそうです。ところが 本当は その息子は契約志願兵だったのか とにかくやりたい放題の暴行略奪をしに行った村で自動車にしかけてあった爆弾で 殺されたと そのことを 田舎の小さな街なので 街のひとは皆知っているのに、おかあさんには皆で隠しているのだそうです。なんて悲しい優しさというのか・・・・絶句します。 (T)