出版記念報告会 「チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」


 チェチェンの作家ムサー・アフマードフによる、チェチェン人の行動規範を記したチェチェン語の高校教科書「ウェズデンゲル」を、世界に先駆けて日本語に翻訳しました。ロシアによる虐殺に見舞われたチェチェン人とは、どのような伝統文化を持った民族なのかを知る手がかりになり、関心を引き寄せられる一冊です。2 月末に書店に並びます。
 この本の刊行を記念して、チェチェン連絡会議では次のような出版記念報告会を開きます。もちろん会場で本を販売しますので、この機会にぜひお買い上げください。

日時:2009 年 2 月 28 日(土)午後 6 時 30 分〜8 時 30 分
会費:500 円 主催:チェチェン連絡会議
会場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室 B
    http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html
交通:東京メトロ有楽町線東西線南北線大江戸線 飯田橋駅 B2b 出口真上JR 中央線 飯田橋駅 西口 右手セントラルプラザ 10 階(徒歩 5 分)

内容:「ウェズデンゲルとは何か? 林克明、今西昌幸(訳者)、大富亮(編者)が語る!」
「モスクワ弁護士・記者暗殺事件報道を読む」(大富ほか)
お問い合わせは editor@chechennews.org
本について:「チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」 ムサー・アフマドフ著 今西昌幸訳 林克明序 大富亮編/画 高文研刊 本体 2,500 円
ロシアとの対峙を続ける少数民族チェチェン。その世界観、宗教観、先史時代から受け継がれる慣習がいま明らかに。厳しい慣習と神への尊敬が人を律する、チェチェンとその精神を理解するための一冊! 資料編として、チェチェン共和国憲法(独立時代版、傀儡版)などの法律・条約の全訳を掲載。