No.286 ロシア政府のメディア戦術に警戒を(追記あり)

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 今回の 「ロシア政府のメディア戦術に警戒を」というタイトルは、次のような要素を検討してつけてみました。

  1. 16日、チェチェンにおけるロシア側の「対テロ作戦」が終了するというロシア政府の発表がありましたが、マスメディアでは、これで「チェチェン紛争が公式に終結する」と伝えるところが多く、二つの意味で、無知をさらけ出していると考えます。くわしくは本文で。
  2. 「ロシア軍が撤退する」という宣伝は、2001年と、今年3月末と昨日と、都合3回以上発表されていますが、これには日本を含む西側の世論対策という面があります。そして「終結」報道と同じ日に、プーチン大統領の日本訪問が発表されました。これはセットです。マスメディアの方々にはロシア側のプロパガンダに注意して、批判的に状況を捉えていただきたいと思います。

                    (大富亮/チェチェンニュース発行人)

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チェチェン対テロ作戦体制『終結』報道について

矛盾に気づかせない報道

 4月16日、ロシア政府はチェチェンにおける対テロ作戦体制の終了を発表した。前号のチェチェンニュースでは、この体制解除の動きが、3月31日にいったんなくなったと伝えたのだが、今回ふたたびこの話題が出てきた。

 今日の共同通信の記事には、

これにより、モスクワなどロシア各地で大規模なテロを引き起こしたチェチェン独立派武装勢力と連邦治安部隊との間の第2次チェチェン紛争は公式に終結した。

http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041601000743.html (時事も同様)

 ?? しかしそれは疑問だ。そもそも、公式には「対テロ作戦」は、2001年に終了したと宣伝されてきたのに、今回、なぜか再び同じ情報が流されていることには、どこも疑問を語らないのが気になる。

 こういうことだ。一度「終了」したはずの紛争が、また「終了」する。するとそれは、終了していなかったということではないだろうか。そうすると、今回の「終了」にも疑問をはさむべきではないか?

自己決定権を奪われるチェチェン

 それだけでなく、ロシアとチェチェンとの紛争が、ロシア政府側の一方的な決定により「公式に終結した」ことになるのも不思議で仕方ない。チェチェン独立派なり、武装勢力は、紛争の終結にさえも与ることができないのだろうか?

 なにより、山間部でのゲリラ的抵抗は続いているし、このあとの記事で紹介するように、現地の親ロシア派政権による人権侵害は止まるところを知らない。

 公式に終結

 いろいろなことが頭をめぐるが、まず言えるのは、チェチェン人の自己決定権の否定が、ロシア政府はもちろん、回り回って、日本のマスメディアにさえも前提となっているように見えることだ。「チェチェン独立」には、「テロリスト・分離主義者」の汚名が着せられた。そして、「チェチェン紛争終結」は、ロシア側の決定一つによって確定する・・・。

 産経、朝日はじめ、いくつかのメディアで、チェチェン親ロシア派政権の人権侵害についての懸念が書かれたことは素直に歓迎したい。一方、それについて触れないメディアは、ロシア政府のプレスリリースのコピペに等しい。

産経:チェチェンの非常事態を解除 10年ぶり、武装勢力の掃討作戦が完了
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090416/erp0904162027005-n1.htm

共同:チェチェンの対テロ戦終了 ロシア、駐留経費が重荷
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041601000743.html

朝日:チェチェンの対テロ作戦終了へ ロシア、経済危機も背景
http://www.asahi.com/international/update/0329/TKY200903290210.html

時事:チェチェン紛争終結を発表=兵力、段階的撤収へ−ロシア
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009041600838

なぜこのタイミングで?

 前回、3月末に、ロシア政府反テロ委員会が「対テロ作戦終了を勧告か?」という記事が世界中にニュースとなって流れたときは、翌4月1日にメドヴェージェフ・ロシア大統領とオバマ米大統領の会談があった。

 そして昨日(4/16)同じ情報がまた流されたのだが、次はメドヴェージェフがヨーロッパ訪問でもするのだろうか? いや、実はプーチンが日本に来る。

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毎日新聞より:プーチン・ロシア首相:5月11日来日

 次のニュースは、プーチンの来日が決定したという、最新ニュース。ロシア政府の今回の発表は、これにあわせたのかも知れない。「対テロ作戦終了」のニュースは目的として、行為として、プロパガンダだ。チェチェン人に自己決定権がないことを、人々にそれとなく知らせるためにも。

毎日新聞4/16)ロシアのプーチン首相が、5月11日から2日間の日程で来日することが16日、固まった。政府高官が明らかにした。麻生太郎首相と12日に会談し、北方領土問題を中心に協議する。首相は2月にメドベージェフ大統領とサハリン(樺太)で会談した際、領土問題を「新たな独創的で型にはまらないアプローチ」で解決することで合意しており、プーチン首相とも同じ方針に基づいて交渉を加速させたい考えだ。

会談では、領土問題のほかに北朝鮮のミサイル発射問題や日露間の原子力協力、出入国カードの提出を求められて中断した北方四島への人道支援についても協議する見通し。

http://mainichi.jp/select/world/news/20090416dde007030039000c.html

追記:しかしそもそも大問題なのは、

 この一連の報道で、チェチェン紛争が、「対テロ戦争」の枠組みに回収されてしまうことだ。

 ではチェチェン紛争とは何だったか?

 それは、数百年のチェチェンへの弾圧と、それに対する独立運動を叩き潰すための、一番新しい圧制だった。そのことは、今回の記事のどれを見ても、書かれていない。

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アムネスティ:著名な人権活動家が襲撃される

 人権活動家レフ・ポノマレフが襲撃された事件に関して、ロシア連邦当局は完全かつ独立した調査を実施しなければならない。この襲撃に関与した者は裁判にかけられるべきである、と本日アムネティ・インターナショナルは述べた。

 「人権活動家や市民社会活動家、弁護士、ジャーナリストに対するあまりにも多くの虐待行為が罰せられないままであり、加害者は自分たちの行動はまったく責任を問われることはないと思い込んでいる」と、アムネスティの欧州・中央アジア部長ニコラ・ダックワースは述べた。

 「ドミトリー・メドベージェフ大統領とロシア連邦政府は、人権擁護活動家に対し反感を持つ風潮が高まっている状況を明確に非難し、このような虐待行為は、個人的なものにせよ、あるいは政府関係者によるものにせよ容認できるものではない、というメッセージを送るべきである」

つづきを読む: http://amnesty.zz.tc/pono

 ポノマレフ氏に対する襲撃は、次のような事件でした:
http://chechennews.org/log.htm#090401


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HRW: チェチェンで続く人権侵害ーー武装勢力の身内の家が焼かれている


  【記事について】 ラジオ・リバティのバビツキー記者の記事。ロシア政府は、チェチェンでの「対テロ作戦体制」を終了すると宣伝しているが、現地では親ロシア派のカディロフ政権が、公然と人々を傷つけ、家を焼いている。「ロシア軍の撤退」は、人々を弾圧する主役が、ロシア軍から傀儡政府に移ることを意味してのではないだろうか。翻訳してくださったTKさんに感謝します。


(4/15 ラジオリバティ アンドレイ・バビツキー)

 人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)モスクワ支部長のタチヤーナ・ロクシナがチェチェンに行き、武装勢力の親族たちの家が放火されている事態について調査してきた。彼女に聞く。

 「最近起きている一連の放火は、チェチェン政府(親ロシア派)による政治的懲罰です。当局がそう公表しているわけではありませんが、公然の秘密です。

 なぜこの問題に関わることにしたかと言いますと、一本の電話に端を発しています。最近、数年間アメリカに住んでいるというあるチェチェン人から電話がかかってきました。彼がチェチェンに残してきた家族が迫害され、放火されたようなので、調べてもらえないかというものです。

 すぐには調べられませんでしたが、やっとチェチェンに行き、一週間このことだけを徹底的に調査することができました。もちろん政府は、「我々が放火をしている」と公言しているわけではありません。

 しかし、こう言っています。「武装勢力がやっていることの責任は、武装勢力の身内に取らせる」と。正確に引用するとこうです。昨年8月にラムザン・カディロフがにテレビ出演し、こう言いました。

 「チェチェンの慣習を活用すべきだ。むかし、こういう連中は人々が村八分にし追い出したものだ。これは当たり前のことだった。武装勢力は村を襲い、警察官を殺し、家を燃やしている。身内の誰かが森にいる(独立派武装勢力に参加している)ような家族は、みな犯罪の共犯者とみなす。彼らもテロリスト、過激派、ワッハーブ、シャイタンだ」と。

 取り締まりから逃れるために、森にいる身内と縁を切ったと宣言する人々もいる。実は、そういう人たちもこっそり森の身内を助けている。チェチェン共和国大統領はこう言っているのです。武装勢力のメンバーが身内にいれば、それだけで犯罪人と見なされると。そして、彼らは身内がしでかしたことを清算しなければならないことになります。縁を切ったとしても、それはまったく救いとはなりません。

 家族にとって、どんな解決策があるでしょう? チェチェン当局は、解決策はきわめて簡単だと言います。どんな方法でもいいから、当局に身内を突き出せと言うのです。グローズヌイ市長のフチーエフが、武装勢力に入っている者の身内と会見している様子が、テレビで放映されました。市長は次のように言いました。

 『われわれの対話の基盤となるのは法律ではなく、チェチェンの慣習だ。あなた方の身内は地元の住民を襲って、家々に放火している。彼らを小さいときから育てたのはあなた方だ。そのままにしておくわけにはいかない。彼らを見つけ出し、家に戻さなければならない。今後、あなたがたの身内が悪いことをすれば その報いはあなた方がそしてあなた方の子孫が受けるのだ。森に隠れているあなた方の身内がおこなう悪業の報いがみなさんの家に返ってくるのだ。これを実感することになる』

 などなど。こうしたアピールは数多く出されています。つまりわたしたちが目にしているのは、受け入れがたい集団制裁なのです。

 こうした会見が行われたあとも、当局に協力的でないと見なされた家族は本当に懲罰を受けることになります。まるでベルトコンベアのように、機械的に放火されるのです。まったく事務的に。武装した内務省関係者が夜中に車数台で乗り付けて来て、その家の人々を外に追い出すか、あるいは(チェチェンでよくある)敷地内のもう一つの家に追い立て、そこに閉じこめる。

 押し入ってきた者たちは、落ち着き払って家具を動かし、燃えやすいものを部屋の中に投げ散らし、ガソリンをそこら中にふりかけて火を放ちます。通常はすぐには立ち去りません。家が燃え始めたことを確認して、跡形もなくするために、30分以上はそこで待っています。彼らが去っていくと その家の住人や近所のひとたちが、延焼を食い止めるために自力で火を消そうとして、時には家の一部を救うこともできます。

 家の中が全部燃えてしまっても、屋根や壁が残ることもあるにはありますが、兵隊たちが長く居座るようなことがあれば、消すこともままなりません。隣人たちは外にでることも怖がって家はそのまま焼け落ちる。そんな例は、私たちが数えただけでもチェチェンの様々な地区で20件ほどありました。

 シャリ、アルグン、サマシキ、ヴェデノ地区の3つの村、ナウル地区、グローズヌイ市近郊。これはその地区全体に対する見せしめなのです。どこかで家が1、2戸焼かれると、住民は皆、明日は我が身だと思います。人々はこれに対して何も訴えようとしない。

 わたしたちは調査の過程で、やっと3件、放火について当局に訴えた例を見つけました。しかし、そのうち2件は訴えが取り下げられていました。たった数週間後に。治安機関から圧力がかかったのです。〈訴えを取り下げないなら、もっとひどい目に遭う〉と、理解させられた。

 その上、この人たちは「家は自然発火した」という文書に署名させられています。「ろうそくがひっくり返り、皆、就寝していたため気づかなかった」とか。

 こうした事件の捜査は警察の管轄ですが、人々が検察官に訴え出ると、検察は警察に書類を回します。こういう事件の捜査は警察が行うべきなのですが、治安機関職員がこうした放火に関わっているのは明らかです。

http://www.svobodanews.ru/content/article/1607433.html (TK訳)


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トルストイ 「カフカースのとりこ」(中短編集)新訳刊行!

カフカースのとりこ―トルストイ中短編集 (ロシア名作ライブラリー)

カフカースのとりこ―トルストイ中短編集 (ロシア名作ライブラリー)

 ドストエフスキイとならぶロシアの文豪として知られるトルストイは、有名な大長編だけでなく、自分で猟に出かけたり蜜蜂を飼ったり農作業をしたりして、その体験や村の人々の話をもとに子供向けの短い作品をたくさん書いていました。ロシアの農村のくらしや動植物の不思議な力を驚きの目をもって見つめた短編と、いまだに続くチェチェン戦争の戦地カフカースコーカサス)での従軍体験をもとに書かれた中編を新訳。

青木明子◆訳 ナターリヤ・チャルーシナ◆さし絵
定価1050円(本体1000円)
B6変型上製 160頁 ISBN978-4-903619-14-9 C0397

http://gunzosha.com/books/ISBN4-903619-14-9.html

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イベント


4/18 大崎:ユーラシア研究所20周年記念シンポジウム
「よみがえるユーラシアーその光と影」

  亀山郁夫「黙過-ドストエフスキーと現代」、
  月出皎司「露呈したメドベージェフ・プーチン『タンデム』政権の弱点」
  前田弘毅「グルジア問題(仮)」

http://www.t3.rim.or.jp/~yuken/

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4/20 文京:広河隆一 最新チェルノブイリ報告会 in東京

ジャーナリスト広河隆一さんによる、3年振りのチェルノブイリ被災地取材。
詩人の石川逸子さんとピアニストの須山真怜さんが朗読とピアノ曲で出演。
写真展も開催。

http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/index.html

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4/25 文京:連続セミナー<ナクバ60年>を問う【最終回】
パレスチナ難民の法的地位と選択権─ 現実をふまえた展望を考える

パレスチナ難民の地位、国籍取得の可能性、移動する際に起こる問題を、
一人一人の自己決定権の観点から検討する。
パレスチナ人にひたすら後退を強いるような「現実的思考」とは違う
〈現実〉を把握する可能性について考えたい。

http://midan.exblog.jp/11224866/

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4/25 千歳烏山:「つながる心〜パレスチナイラクそして日本」
歌と演奏と朗読・現地取材報告で考えるガザ

楽家のヤスミン植月千春さん
「占領下で生きる、とはどういうことなのか。
兄弟・姉妹の思いを、歌と朗読で伝えたい。今も苦しみ、
悲しみの中にいる彼らを、どうぞ忘れないでほしい」

ジャーナリストの古居みずえさん
「これから私たちにできることは、何が起こったのか、
今、どうなっているのか、彼らのことをもっと知り、見続け、
できることを探っていくことだと思います」

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4/26 広島:「ノー・モア核被害者〜チェルノブイリ原発事故から23年〜」の集い

まもなく、チェルノブイリ原発事故から23年。
今なお、多くの人たちが健康被害に苦しむ。
人間の未来のために、広島から原子力利用からの撤退を訴えたい。

http://hiroseto.exblog.jp/10056754/

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4/29-5/8 鎌倉:「米原万里、そしてロシア」展

幅広い文筆活動のなかでチェチェンの悲劇を訴えた、
ロシア語通訳・作家の米原万里さんの回顧展。
原稿や愛用品などとともに在りし日の米原さんを偲ぶ。
井上ひさしさんらによる講演、シンポジウムも(一部要予約)。

http://www.kamashun.co.jp/topics/2009/03/post.html

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5/1,5/2 横浜,都内:自由と生存のメーデー 09---六十億のプレカリアート

不安定な生を強いられる
60億の仲間<プレカリアート>たちの想像/創造はすでに始まっている
私たちは、あなたに呼びかける
生きることはよい まともに暮らすために、全てをよこせ
さあメーデーをはじめよう

http://mayday2009.alt-server.org/article.php/20090407044851263

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5/23 経堂:講演会 アンナ・ポリトコーフスカヤとロシアの陪審裁判

ポリトコーフスカヤ殺害事件の容疑者に無罪を言い渡した
ロシア陪審法廷。ロシアの陪審制の背景と将来は?
小森田秋夫氏(東京大学社会科学研究所所長)による発表。

http://www.t3.rim.or.jp/%7Eyuken/sub4.html

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5/30 水道橋:広瀬隆講演会
二酸化炭素温暖化説はなぜ崩壊したか エネルギー消費の正しい解決のために」

揺らぐ二酸化炭素温暖化説を科学的に議論する。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090412

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5/31 御茶ノ水:スピークアウト for アクション:イスラエルを変えるために

イスラエル製品/関連企業をボイコットするーー
イスラエルの武器生産・取引・使用の実態を明らかにするーー
指導者たちの戦争犯罪を裁かせるーー「歴史事実」の確認からはじめよう。
占領をやめさせ、共生するためのシンポジウムと分科会。

http://midan.exblog.jp/

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映画・写真展など

チェチェンへ アレクサンドラの旅』

孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン

http://www.chechen.jp/

『★CHEチェ 28歳の革命 39歳別れの手紙』

カストロとともにキューバ革命を成功に導いた、
チェ・ゲバラの生涯をソダーバーグ監督が映画化

http://che.gyao.jp/

『ビリン・闘いの村』

パレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸のビリン村。
若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

http://www.hamsafilms.com/bilin/

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