チェチェン平和フォーラムによるプレスリリース(2009/8/12)


「ロンドンにおける、アブドラフマノフとザカーエフの対話」

 「チェチェン平和フォーラム(CHECHNYA PEACE FORUM)」は、7月のオスロでの画期的な対話に続いて、アブドラフマノフ・ロシア政府代表と、ザカーエフ・マスハドフ継続政府首相の対話を、ロンドンで仲介しました。第二次チェチェン戦争が始まって以来の9年間で初めての、チェチェン紛争解決への対話となりました。

アブドラフマノフ氏のコメント:「今回のザカーエフ氏との会合と公式対話は、チェチェンの政治的安定と、チェチェン国民の団結に向けたものであります。ロンドンでの話し合いで、この動きをさらに進めるため、『世界チェチェン会議(World Chechen Congress)』の開催に向けた呼びかけを行うことが決まりました」

ザカーエフ氏のコメント:「ロンドンでの話し合いでわれわれは、世界チェチェン会議を開催する必要があると合意しました。この会議は、チェチェン人が現在かかえている問題を議論するだけでなく、将来をも見据えた、政治的プラットフォームを提供することでしょう」

イヴァール・アムンゼンチェチェン平和フォーラム代表:「私は仲介者として喜ばしい気持ちです。両代表によるロシアーチェチェンの対話が、両国に良い影響を与えるであろう、地政学的状況の大きな変化に向けて、ステップアップしたと考えるからです。また、世界チェチェン会議の開催が必要であるという合意ができたことにより、チェチェンーロシア関係にも、チェチェンの人々にとっても、ここ20年で始めて、事態の正常化に進むことができると思います」

このリリースについてのお問い合わせは、アニー・ブルーゾン(Annie Bruzzone) 00 44 (0)20 7149 3705まで。

http://chechnyapeaceforum.com/upload/news_media_press_15.pdf
(和訳はもちろん非公式訳です)