読み語り「八月の蒼い空」

今年も、読み語り「八月の蒼い空」の舞台を上演いたします。

8年めの今年は、劇場の都合でいつもの大田文化の森ホールではなく、JR蒲田駅前にある大田区民ホールアプリコの小ホールでの上演に変わり、さらに出演者が鈴鹿のほかに4人の方々が参加する運びとなりました。

新たな参加者はベテランの女優陣と鈴鹿文学座同期生である俳優、演出家も同期の富田稔英さんが参加致します。新しい「八月の蒼い空」をどうかご期待下さい。

ご案内します作品は、野坂昭如作「戦争童話集」〜中公文庫・中原澄子作「詩集 長崎を最後にせんば」・「大空襲三一○人詩集」〜以上2作コールサック社・峠三吉「新編原爆詩集」〜青木書店・「父の戦記」〜朝日新聞出版 朝日文庫・「戦没兵士の手紙」から選んでおります。

今回は、コールサック社に「長崎を最後にせんば」の上演許可願いで連絡をしたところ、責任者の鈴木氏からとても好意的な対応を頂き、同社から発行された最新作を沢山送ってもらい、その中にありました「大空襲三一○人詩集」も、急遽発表することになりました。

戦争童話集は二作品を紹介致しますが、一つは今回も「八月の風船」を鈴鹿が一人で朗読し、もう一作品は数人が参加した群読の形を取る予定です。

また、冨田恵子さんは、ご自身の疎開体験を、記憶を紐解くような形で語って頂きます。「長崎を最後にせんば」は、作品が長崎弁で書かれておりますので、長崎生まれの白川和子さんに自然な長崎弁で読んで頂きます。和田幾子さんには、原爆詩集と戦没兵士の手紙を、黒一点?の坂西良太さんは、父の戦記を朗読いたします。

それとは別に、「大空襲三一○人詩集」を6作品、それぞれが朗読する予定です。

今までの「八月の蒼い空」のシンプルさは無くなるかも知れませんが、大きなスケールで、改めて平和の尊さ、戦争の愚かさを訴えてまいります。

何とぞ、お誘い合わせの上ご来場賜りますようお願い申し上げます。


読み語り「八月の蒼い空」  

  〜幼い瞳に映ったあの日の空も蒼く澄んでいた・・・    


2002年の初演から、8回目の公演を迎えます
  今年は、同じ思いを共有した先輩や同期の役者4人が参加しての舞台となります。
出演は、坂西良太・白川和子・鈴鹿景子・冨田恵子・和田幾子の5名です。(アイウエオ順)
  それぞれの平和への思い、不戦の願いを皆様にお届けしたいと思います。


日 時:2009年9月2日(水)19:00開演
         9月3日(木)14:00/18:30開演  上演時間 約2時間
会 場:大田区民ホール・アプリコ 小ホール
       東京都大田区蒲田5丁目37番3号 TEL 03-5744-1600 / FAX 03-5744-1599
料 金:大人/前売3000円・当日3200円 
    こども/前売1000円・当日1000円 こどもは小学生以上高校生まで 
                    *未就学児は原則として入場をお断りさせていただきます

*チケットのお申し込み・ご予約・お問い合わせは鈴鹿景子事務所まで
 TEL/FAX/メールいずれでも承ります

鈴鹿景子事務所               
〒146-0082 東京都大田区池上6−30−16 
TEL/FAX 03−5748−0210               

なおチラシをPDFファイルで添付しますので、詳細はそちらをご覧下さるようお願い致します。

鈴鹿景子事務所 一同
http://www.h4.dion.ne.jp/~suzuka-k