殺害されたイングーシの活動家に米国人権賞が与えられる

2009年12月10日付(ラジオリバティー

米国国務省の今年度人権擁護者賞が、亡くなったイングーシの人権活動家マクシャリップ・アウシェフ氏に与えられた。
アウシェフ氏は反体制派ウェブサイト ingushetia.ru のオーナーで、10月25日にカバルダ・バルカリア共和国の首都、ナルチクで見知らぬ暗殺者により車を爆破され死亡した。彼は43才だった。
彼のウェブサイトは、暴発寸前のロシア連邦カフカスにおける殺人や誘拐、人権侵害を積極的に伝えていた。
米国国務省長官のヒラリー・クリントンは12月9日、アウシェフ氏は「ロシアの北カフカスにおける誘拐や拷問、殺人その他の深刻な人権侵害に勇気を持ってスポットライトを当て続けた。たとえ2008年にウェブサイトの前オーナーの一人が殺された後であっても。」と語った。
イングーシの反体制派指導者の一人、マゴメット・ハズビエフ氏はラジオ・リバティーロシア支局に対して、アウシェフ氏の勇気を称えた。
人権擁護賞は毎年、政府の抑圧に直面する人権や民主主義の保護を主張において格別な勇敢さと指導力を示した個人あるいは非政府組織に対し与えられる。
賞は公式に来年早々の式典で送られる予定である。

以下原文です。
http://www.rferl.org/content/Slain_Ingushetian_Activist_Given_US_Human_Rights_Award/1900504.html