ロシア人権活動家、チェチェンで15時間身柄拘束される

(2/9 モスクワタイムス)

 2月7日、チェチェンのシャリ地区で、3人の人権活動家が拘束され、15時間
に渡って説明もなく拘束された。

 3人の名前は、ドミトリー・イェゴーシン氏、ロマン・ヴェレテニコフ氏、
ウラジスラフ・サドゥーコフ氏。

 3人の所属する人権団体メモリアルのチェルカソフ氏によると、彼らは誘
拐・殺害された市民についての情報を収集していた。

 昨年、数人の人権活動家がチェチェンで殺害された。メモリアルのチェチェ
支部のナターリヤ・エステミーロワや、イングーシの人権活動家マクシャリ
プ・アウシェフなどである。アウシェフの場合、路上で銃撃されて死亡した。

 人権団体は、チェチェン大統領(親ロシア派)ラムザン・カディロフが、国
内での誘拐と殺人を指示していると批判している。大統領はこれを「中傷だ」
としている。

http://www.themoscowtimes.com/news/article/rights-activists-detained-in-chechnya/399267.html