―在日難民と収容所列島ニッポン―,「牛久」から「大村(長崎)」に虹の架け橋を

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難民問題を考えるセミナー:アムネスティ・インターナショナル日本・水戸グループ

―在日難民と収容所列島ニッポン―「牛久」から「大村(長崎)」に虹の架け橋を

知っていますか? 県内に外国人収容所があることを!

それは牛久市久野町にある―東日本入国管理センター ―。法務省が管理する外国人収容施設です。ここには多くの難民申請者が無期限に収容されております。一方、“難民鎖国”を見直し、少子・高齢化に直面したニッポンの再生のため、難民・移民との共生社会の構築も昨今叫ばれております。

私たちアムネスティ水戸は人権の視点から、過酷な状況下に在ると言われる収容難民者の問題を考えるイベントを企画しました。収容所で何が起こっているのか、また熱心に面会活動を続ける医師や研究者、さらに長崎から支援者をゲストにお招きしてお話を伺います。身近にある収容所の知られざる現実を、皆さんと一緒に考えたいと思います。

日 時: 2010年 3月14日(日) 
場 所:あむねすみと 2F
ハングルアカデミー(水戸市桜川2−1−1 水戸駅南口より徒歩3分)

講演者:港町診療所医師 山村淳平さん
    東大大学院生 山本興正さん
    大村入管被収容者を支える会 野崎優子さん

参加費: 500円(予約不要)

12:30〜開場
13:00〜 13:15  DVD鑑賞“壁の涙 ”(2007年/日本)
13:15〜 14:15 講演(質疑応答):山村 淳平さん
“日本の難民キャンプ、それは外国人収容所”

山村さんは 1990年代バングラデシュロヒンギャ難民、ザイールでルワンダ難民の救援活動に従事、またタイのカレン難民やビルマ国内の避難民の調査を行うなど、海外での難民問題に携わってきました。現在は外国人支援団体と協力しながら、在日外国人の医療支援及び入国管理局の施設において被収容者との面会活動を行っております。

14:30〜 15:00 講演:山本 興正さん    “戦後入管体制の形成と在日朝鮮人

山本さんは東大大学院総合文化研究科地域文化専攻博士課程に在籍しており、戦後在日朝鮮人史、戦後出入国管理の歴史を専攻、研究、現在は「社会運動家としての梶村秀樹」の研究をしております。

15:00〜 15:30 講演:野崎 優子さん    “大村入国管理センターの現状”

野崎さんは長崎県諫早で大村入管被収容者を支える会を立ち上げ、施設での面会活動、ニュースレターの発行、人権問題に取り組んでいる関係者、国会議員への積極的な働きかけなどを通して、収容者を支える活動を行っています。

15:30〜 16:00 質疑応答
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(社)アムネスティ・インターナショナル日本
        水戸グループ
E−mail: abeusr@sky.hidecnet.ne.jp
HP   : http://www.net1.jway.ne.jp/abeusr1/
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