集会のお知らせ 「日本と世界のチェチェン難民、離散地からの声」

  日時  3月13日(土曜日) 18:30〜21:00(18:00開場)
  場所  文京シビックセンター 会議室 5A
  共催  チェチェン連絡会議 チェチェンの子どもたち日本委員会
  参加費 1,000円(難民無料)

 チェチェン難民問題についての集会を開催します。今、世界中に散らばったチェチェンの難民は、10万人とも、20万人とも言われています。日本も、例外ではありません。

 昨年、私たちのもとに、新しい情報が寄せられました。2007年に来日した一人のチェチェン人青年が、大阪入国管理局に収容されているというのです。現在、この青年は収容されたまま難民認定の審査が行われています。そのため、強制送還阻止に向けて、緊急の取り組みが必要です。

 制約はありますが、公表できる点だけでも、関心を持って下さる皆さんに報告して、日本におけるチェチェン難民がおかれている窮状について、理解を深めていただき、今後の救援活動に結びつけたいと、私たちは考えています。

 次に、ジャーナリストの常岡浩介さんが、デンマークに本部を置くコーカサス離散民の組織「自由コーカサス」による、コペンハーゲンでの2月23日(チェチェン人の強制移住記念日)集会に参加され、同運動の議長である、イサ・ムナーエフ氏へのインタビューを行いましたので、報告していただきます。

 現在44歳のイサ・ムナーエフ氏は、2005年に暗殺されたアスランマスハドフ大統領の側近で、独立派野戦司令官の数少ない生き残りです。その清廉な人柄から、独立チェチェン共和国検事総長をつとめた人物です。チェチェン内外の現状に斬り込んだ報告が期待されます。ぜひ、ご参加ください。


 集会内容

 1、日本におけるチェチェン難民
   大阪入管に収容されているチェチェン人青年の強制送還阻止を中心に
   報告者 岡田一男

 2、コーカサス離散民の国際連帯の現在と「自由コーカサス」運動
   報告者 常岡浩介(フリージャーナリスト)

 3、質疑応答など