#329 東京入国管理局での人権侵害を見逃さない

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* 東京入国管理局での人権侵害を見逃さない。
第4回/東京入国管理局への抗議・収容者への激励アクション

* イベント情報

東京入国管理局での人権侵害を見逃さない。 第4回/東京入国管理局への抗議・収容者への激励アクション

 日時:2010年3月2日(火) 10:30 - 13:00
 場所:品川駅港南口、東京入国管理局


 私たち SYI(収容者友人有志一同)は、品川の東京入国管理局における外国人の収容者=移民、難民の人々への非人道的な待遇、およびこの国の入国管理システム全般に対して、抗議する有志グループです。その入管前での抗議行動も、今回で4回目を迎えます。

 どのような人権侵害が起こっているか、実例を集めています。こちらをお読みください: http://pinkydra.exblog.jp/i3/

 この行動には、誰でも参加することができます。平日の日中と難しい時間帯ですが、可能な方はぜひ来てください。バナー、プラカードを用意しています。

 いままでは、三つの目的で抗議をおこなっていました。

 第一に、収容されている人たちに、外から激励の声を届けること。収容者たちは、自分たちがこの国では誰からも省みられない存在なのだと感じることで、からだやこころの健康をすり減らしていってしまいます。なによりまず、かれらの存在を無視してはいない、そして無視する制度には反対する、というメッセージを届けたいというのが、わたしたちの思いです。

 第二に、入管職員に対し「警告」すること。つまり、収容施設内で行われているのは本当にひどいことなのだと、そしてそれを外部から見ている人たちがいるのだと、実際に入管システムにたずさわっている人びとに伝えることです。

 第三に、入国管理局というところで何が行われているのかを、少しでも多くの人にきちんと知ってもらうということ。そのために、これまでは入管への抗議後に、品川駅で情宣をしてきました。

 それに加えて今回は、入管の内情を知ってもらうために、収容者との実際の面会も行動スケジュールに組み込みました。ぜひ、収容されている友人を励ますとともに、入管のしくみをその一片でもじかに見てみませんか。

 多くの方のご参加をお待ちしています!

  10:30〜    JR 品川駅 港南口(東口)前集合・情宣
  11:00〜    バスで品川入国管理局前へ移動
( http://tinyurl.com/yc7dcu2 )
  12:00〜13:00 入管前アクション 
  13:00〜    収容者と面会

※面会を希望の方は、運転免許証、保険証などの身分証明書が必要です。

SYI(収容者友人有志一同)
http://pinkydra.exblog.jp/12188215/


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■イベント情報

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★ 3/1-7 都内:[NO-VOX]国際連帯フォーラム 
声なき者、持たざる者のネットワーク

http://www.jca.apc.org/nojukusha/have-nots/

  金持ち優遇、不平等、不公正の競争社会はもうたくさんだ!
  エリートだけの社会はもうたくさんだ!
  権力者ども、支配者どもに我々の怒りをたたきつけよう。
  今こそ声を上げよう、団結しよう、行動しよう。

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★ 3/2 品川:第4回/東京入国管理局への抗議・収容者への激励アクション

http://pinkydra.exblog.jp/12188215/

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★ 3/6 表参道:抗う映画たち アムネスティminiフィルム・フェスティバル

http://tinyurl.com/ydgpmeu

  偏向報道、検閲・・・
  さまざまな角度から「表現の自由」を切り口に選び出した
 「抗う映画たち」を上映します。

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★ 3/9 文京:DAYS JAPAN 6周年記念イベント

http://daysjapanblog.seesaa.net/article/138768994.html

  廃刊するかそれとも存続か? イラク戦争のあまりにもむごい光景は、
  戦争を許してしまった私たちにも責任があり、目をそらす権利はありません。
  その想いが集まって生まれたDAYS JAPANが6周年。

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★ 3/13 御茶ノ水:映画『こつなぎ』上映会

http://blog.livedoor.jp/kotsunagi/

  ここに山がある 山はみんなの生活の場

  岩手県北部、農地の少ない小繋集落の農民を襲った火事と、
  山の入会権〈いりあいけん〉を求める訴訟。
  「山はだれのものか?」「生きるとは?」という問いかけを、今ふたたび。
  50年前の貴重な記録を7年の歳月をかけて編集。

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★ 3/13 麻布台:メロン・ベンヴェニスティ講演
    「パレスチナの〈ユダヤ化〉――破壊と収奪の歴史を透視する」

http://midan.exblog.jp/13720602/

  パレスチナの〈ユダヤ化〉政策の内側を長年にわたり目撃し、
  批判してきたベンヴェニスティ氏。〈ユダヤ化〉をくい止め、
  別の未来への可能性を切り開くために。

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★ 3/14 水戸:在日難民と収容所列島ニッポン
          ─「牛久」から「大村(長崎)」に虹の架け橋を

http://d.hatena.ne.jp/chechen/20100207/1265507564

  知っていますか? 県内に外国人収容所があることを!
  多くの難民申請者が無期限に収容されている東日本入国管理センター。
  収容所の知られざる現実を、皆さんと一緒に考えたいと思います。
  講演者に、山村淳平さん(港町診療所医師)ら。

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■映画・連続講座

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★ 『アメリカ帰還兵(IVAW)イラクに誓う』

  許しを請うのではなく──

  イラク帰還兵士が、自らの意志で再びイラクを訪れ、誓った。
  この戦争と占領を終わらせるために、
  イラクや世界の人々とともに歩みつづける。

http://www.peacetv.jp/movie.html

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★ 『南京・引き裂かれた記憶』

http://nanking-hikisakaretakioku.com/

間違いなく、あったことなんです──
  7人の被害者の証言と、6人の元日本兵の証言から浮かび上がる、
  「南京大虐殺」の記憶。

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★ 『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』

http://www.uplink.co.jp/bluegold/

  世界の人口増加により、水資源は不足しはじめている。
  石油戦争から、水戦争の時代へ──
  あなたは、ペットボトルの水を飲みますか?

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★ wam de video 2010 兵士が加害を語るとき
    〜日本・アメリカ・イスラエルからの証言〜

http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091219/1261215475

  中国を侵略した元日本軍兵士、イラクから帰還したアメリカ兵、
  パレスチナ占領の実態を語るイスラエル兵が語る加害行為。
  彼らはなぜ、語り始めたのか──

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★ 連続講座:ジャーナリスト実践養成講座

http://apc.cup.com/

  マスメディア業界を目指している方、フリーで取材する方、
  ブロガーなど記事文章の上達を目指している方にお薦めの実践養成講座。
  「ジャーナリストのための実践英語入門講座」など幅広く。

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★『鶴彬 ーこころの軌跡ー』

http://tsuruakira.jp/

万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た──
数多くの鋭い反戦川柳を詠んで戦争反対を貫き、獄中に果てた鶴彬の生涯。

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★『沈黙を破る』

http://www.cine.co.jp/chinmoku/

考えるのをやめたとき、僕は怪物になったーー
「祖国への裏切り」と非難されながらも加害行為を告白する、
若いイスラエル兵士たちがいた。

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★『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

http://www.chechen.jp/

孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン

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★『ビリン・闘いの村』

http://www.hamsafilms.com/bilin/

  パレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸のビリン村。
  若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

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