ご案内:3月22日「40年目の、シコシコ模索舎」
お世話になっている皆様
突然のメール、BCC送信にて失礼いたします。
新宿にある書店、模索舎がピンチに陥っており、いま再建の動きに個人的に関わっています。嚆矢として22日にイベントをやることになりました。模索舎は単なる書店の域を超え独特の活動を展開してきたところです。
新宿にお立ち寄りの方は模索舎で、経費などで本をご購入いただける方は通販もありますのでご利用いただければ幸いです。追ってサポーターズクラブや定期イベント、組織形態の変更など、ブログで告知していく予定となっております。
イベントも転送・転載歓迎の告知文を添付いたしますので、関心のありそうな方にご周知いただければ幸いです。唐突なメールで誠に恐縮の限りですが、何卒どうぞよろしくお願いいたします。
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「40年目の、シコシコ模索舎」〜模索舎40周年記念イベント〜
日時:3月22日(月・祝)12:30開場/13:00開始
ところ:大久保地域センター
http://www.h2.dion.ne.jp/~aa-kkse/ookubo_a.htm
資料代:500円/カンパ歓迎!
主催:模索舎/模索舎再建実行委員会
第1部 13:20〜14:50
模索舎の時空間をめぐって
ゲスト
五味正彦(模索舎元代表)
平井 玄(音楽批評家)
矢部史郎(模索舎元舎員)
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第2部 15:20〜16:50
勝手に生きよ/人生!
ゲスト
廣瀬 純(映画批評家)
五所純子(文筆業)
アサダワタル(日常編集家)
#出演者プロフィール
http://www.mosakusha.com/mosakusha40/2010/03/post-1.html
#40周年ブログ
http://www.mosakusha.com/mosakusha40/
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【40周年イベントに際して】
模索舎は今年で創立40周年を迎えました。
1970年に「情報センターへのシコシコ・模索舎」として設立され、これまで存続してこられたのも、皆様の温かいご支援の賜物です。謹んで感謝申し上げます。
しかしながら現在、模索舎の経営は逼迫しています。オンライン通販や大型書店による寡占化、未曾有の出版不況が加速度的に進むなか、売り上げの落ち込みは深刻であり、40年にあたる今年の10月に果たして存続できているか、確約できない状況です。
3人の舎員で話し合いを重ねましたが、もはや舎員だけの経営努力では存続は困難であり、抜本的な改革が必要だ、という結論にいたりました。そこで舎外にも協力を求め、有志により再建実行委員会を結成し、組織運営や活動のあり方に関して何度も協議を重ねて参りました。
模索舎は通常の書店とは異なり、取次(卸業者)を経由せず、出版社や制作者の方々と直接取引し、一般書店では置かれない少部数の出版物やミニコミを、原則無審査で店頭に置いています。小流通と無審査にこだわるのは、商業的な流通システムから弾かれる出版物も貴重な民衆の財産であり、表現の自由を保障する場であることを、その理念に掲げているからです。
出版の世界は激動期にあり、創立40周年は模索舎にとって非常に厳しい試練の年となると思われます。そこで、まずは40周年を乗り切り、再出発を図るため、当イベントを開催することとしました。第一部では、世の中や暮らしのあり方を捉え返す場としての模索舎の実践を振り返り、第二部では現下の時代・社会状況のなか、模索舎がいかなる場=メディアであり得るのか、率直に討議できる場にできればと思います。
またイベント開催後も、運営のあり方を見直し、より多くの方々の参加を得ながら、再生のための動きを作り出していく所存ですが、そのためにも皆様の後押しがどうしても欠かせません。カンパのお願い、サポーターズクラブの開設、イベントの開催など、追ってブログ等でご案内させていただきたいと思います。
改めてこれまでのご愛顧に感謝申し上げますとともに、いま一度のご支援をお願いいたします。