ドッカ・アブ・ウスマン:モスクワ地下鉄攻撃は、コーカサスでのロシアの犯罪行為への報復である


(2010年3月31日)カフカス・センター編集部は、コーカサス首長国のドッカ・アブ・ウスマン首長の、ビデオによる声明を受け取った。これによると、モスクワで3月29日に発生した地下鉄への攻撃は、彼の個人的な指示によるものだという。

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このビデオは3月29日に撮影されたもので、声明の中でドッカ・アブ・ウスマンは、地下鉄への攻撃が、2月11日に、イングーシのアルシュティ村で、貧しい住民たちがギョウジャニンニク摘みをしていた際に、ロシア侵略者が虐殺行為を行ったことに対する復讐であり、懲罰だと明らかにした。

「この虐殺事件で、地元の最も貧しい人々が殺害されたことは、意図的なものであり、犯罪的なロシア連邦保安局(FSB)特殊部隊が、無辜の人々をナイフで殺害したうえ、彼らの遺体を侮辱した」と非難した。

「モスクワ地下鉄攻撃に参加した者たちの行動は、コーカサスで市民が殺害されている現状のなかで、合法的な報復だ」

「(コーカサス人に対する)テロリズムに加わって「笑いながら虐待する」者たちには、政治家やジャーナリストも含まれる。プーチンの命令でアルシュティ村で人々を虐殺されたにも関わらず、プーチンを非難した者は誰もいないからだ。」

コーカサスのロシア特務機関にギャングを送り込む者たちに対する攻撃は今後も続く」として、また、ロシア領土への攻撃を続ける考えを明らかにした。

「これからも、ロシア国民が、プーチンとギャングたちの犯罪(コーカサス人を虐殺すること)を、怠惰にテレビで眺め、反対しないなら、戦争はあなたの住む町にやってくるだろう。あなたがたは肌身でそれを感じることだろう」

ドッカ・アブ・ウスマン・コーカサス首長は、このように警告した。

カフカスセンター 報道部

http://www.kavkazcenter.com/eng/content/2010/03/31/11760.shtml