スワンク続き

 10月17日付けモスクワタイムスより:

 カディロフは、「グロズヌイ・シティー」ビルの記念式典で、俳優や音楽家などのタレントを呼んだ際に支払った多額の謝礼は、すべて「個人的なスポンサーから支払われた」としていた。

「俺はアーチストたちに一ルーブルも支払ってないんだ。俳優にも花火にも。俺がやったのは、このイベントを乗り切ることだけさ」と、カディロフはコムソモールスカヤ・プラウダ紙の取材に答えた。

 これまでカディロフは、このイベントの資金に関しては「アラーがくださったのさ」と言っていたり、「投資家や、建設会社や、あとは俺の友達からさ」と言うなど変化している。

 ハリウッド俳優のヒラリー・スワンク、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、音楽家のヴァネッサ・マエ、シール(Seal)らは、一人当たり50万から100万ドル(およそ 4000万〜8000万円) を受け取ったと報道されている。

 チェチェン行きについての批判に対して、スワンクは「反省している。もらったギャラは福祉団体に寄付する」とし、イギリスの歌手シールは、「私はミュージシャンだから、政治からは距離を置いている」と突っぱね、ヴァネッサ・マエ、ヴァン・ダムは沈黙している。

Kadyrov Says Private Money Paid for Grozny Bash
http://www.themoscowtimes.com/news/article/kadyrov-says-private-money-paid-for-grozny-bash/445578.html