ダゲスタン:著名ジャーナリストの殺害

(ラジオ・リバティー)

 12月15日夜、ダゲスタンの著名なジャーナリストのハジムラート・カマロフが銃殺された。ダゲスタンで発行されている週刊新聞「チェルノヴィーク」の発行人で、編集部のそばで殺害された。同紙はロシア治安当局による人権侵害などについて報道していた。ダゲスタンのマゴメドサラム・マゴメドフ大統領はこの事件について「貴重な人物を失った」とし、HRWのターニャ・ロクシナ氏は「北コーカサスは、ジャーナリストが働くには、世界でもっとも危険な場所です。多くの独立したジャーナリストが殺害されてきました。これがあの地域で働くジャーナリストへの『報酬』なのです。ショッキングですが、ありがちなことです」と語った。OSCEとアムネスティ・インターナショナルは、この殺害を非難するとともに、ロシア政府がこの地域でジャーナリストを擁護する必要があると声明した。

http://www.rferl.org/content/prominent_journalist_gunned_down_in_russias_caucasus/24423726.html