チェチェン人、シリア反体制派に参加の容疑で訴追される
12 January 2014 The Moscow Times
チェチェンの検察当局は、シリアで反反体制派に加わって戦った、チェチェン人のシャヒード・テミルブラートフ容疑者に対する訴追を開始した。当局によれば、同容疑者は2013年6月からシリア反体制派に「積極的に参加した」という。
テミルブラートフの容疑は「ロシアの権益を妨害する目的で外国の武装勢力に参加した」というもの。最大6年間の懲役刑となる。ロシアは国連安全保障理事会などでシリアのアサド政権の主要な支援国であり、プーチン大統領は9月にニューヨークタイムスへの寄稿の中で、次のように述べている。
「西側国家や、ロシアから、数百人の志願兵がシリアの反体制派に参加していることに対して、ロシア政府は深く憂慮している」
ロシア連邦保安局(FSB)のスミルノフ副長官はこの9月、300〜400人のロシア人がシリアで反体制派に参加していると発言している。また、昨年は北コーカサス人2人が、シリア反体制派に参加したために逮捕されている。
Prosecutors Suspect Chechen of Fighting Alongside Syrian Rebels
http://www.themoscowtimes.com/news/article/prosecutors-suspect-chechen-of-fighting-alongside-syrian-rebels/492500.html