緊急声明への個人賛同

(142名 2/11 11:00現在) 福井昌子(翻訳業)、梅村英美、鈴木晶(法政大学教授)、菅原絵巨(レコードショップ店長)、ビー・カミムーラ(ナブルス通信編集部)、水野友美(京都大学大学院生)、池田香代子(翻訳家・世界平和アピール7人委員会)、杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)、金津紀代(くまもと子育て・教育9条の会事務局長)、岡林茱萸(自営業、教師、通訳、翻訳)、鈴木サカエ(TAMA Publishing co.)、武田正一郎、山本茂(法政大学教授)、八木かおり(牧師)、田中篤(医師)、帝京大学医学部内科准教授)、崎山比早子(医師、高木学校)、村井祥平(大学生)、二階堂啓志(一市民)、小林洋子(アムネスティ・インターナショナル・ジャパン会員)、阪口エキン(釜ヶ崎直接行動隊)、杉山透子(アムネスティ日本個人会員)、タジマアキコ、西岡政子(環境カウンセラー)、菱木康夫(アムネスティ・インターナショナル第56グループ)、向井英夫、杉山百合子(藤沢市民)、国分拓(テレビ番組ディレクター)、今西昌幸(貿易商)、桜井邦彦、東原春雄、深沢香織、漆谷伸人、中野綾乃(アクセサリデザイナー)、坂本理恵子(会社員)、田才暁子(会社員)、佐藤和之(労働者ユニオンLIAF)、林多恵子(茅ヶ崎市民)、天野理(アムネスティ・インターナショナル日本)、中島まり英、法貴潤子、鷲田潔 (学習塾塾長)、岸田 毅彦、小林伸子(東京都板橋区在住)、池山みちる(会社員)、佐藤宏(会社員)、春山文枝、小松さき(大阪女学院大学 国際・英語学部1回生)、近藤ゆり子、紺野茂樹(哲学者・社会理論研究者)、尾花桃子(音楽教諭)、寺崎明子(アジア女性資料センター)、原秀子(アムネスティ・インターナショナル日本)、丹羽雅代(アジア女性資料センター)、原口剛(大阪市立大・神戸大)、益岡賢(東京東チモール協会)、杉山隆保(平和に生きる権利の確立をめざす懇談会会員、2009年憲法フェスティバル実行委員)、酒井はるみ、斉藤日出治(海南島近現代史研究会)、平志朗(広島市民)、井形美代子(東京都立大学大学院・博士課程在籍(仏文学研究))、安東つとむ&スタッフ一同(「フォーラム色川」)、川口遼(大学院生)、田中孝史(大学非常勤講師)、武長玄次郎(教員)、小林葉子(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)、野村修身(工学博士)、館野公一(シンガー・ソングライター)、橋野高明(日本キリスト教団牧師)、久松絵美子(会社員)、長谷川義仁(善通寺市議会議員)、二見孝一、賀来新子(アムネスティ会員)、熊野盛夫(メロメロポッチ店主)、青英権、渡辺美奈、周香織(団体職員)、松元保昭(パレスチナ連帯・札幌)、むらき数子、岡井健(獣医師)、清川博明(アムネスティインターナショナル日本支部)、藤野龍一、太田光征(「平和への結集」をめざす市民の風)、岩間優希(立命館大学院生)、酒井はるみ、横田えつこ(岡山県議会議員)、佐々木耕作、横山雄一(契約社員)、岡本直樹(アムネスティ静岡グループ)、松田一樹、酒肆和子(会社員)、井上裕子(みどりの未来会員)、小谷実知世(会社員)、彦坂諦(作家)、田村 ゆかり、金朋央、中村研(派遣ネット関西・ユニオンぼちぼち)、浅田明(Freelnace Mathematician)、三好公子、Keiko Ye Myint(ベルリン女の会)、及川稜乙(東ティモール支援・信州事務局)、及川てい子(あづみの道草あかとんぼの会共同代表)、武藤 邦芳(千葉県印西市議)、高田真佐子(専業主婦)、城研司(下関・東チモールの会)、木村厚子(岐阜県)、長南博邦(千葉県野田市議会議員)、永井広克(富山国際大教員)、中村優子、本田都南夫(情報工房スピリトン・代表)、大串和雄(東京大学教授)、吾郷健二(西南学院大学教授)、仁藤万友美(すずめの木代表)、羽田ゆみ子、大道魯参(ミズーリ禅センター住職)、岡田健一郎(学生)、神谷扶左子(セルフ・エスティーム・リンケージ)、林伸子(平和懇談会いるま)、増田博光、今村公保(日本山妙法寺)、鈴木香織(書店員)、都丸千恵子、岩崎美枝子(全国投票の会)、鳥居正宏(アムネスティ・インターナショナル会員・社会民主党党員)、芦澤礼子(フリーライター)、清水薫(会社員)、西井和裕(フィリピン情報センター・ナゴヤ)、新居弥生(第9条の会オーバー東京会員)、田場暁生(弁護士)、斉藤一清、守屋慎一郎(プランナー)、中西綾子(時をみつめる会)、阿部慶太(フランシスコ会)、石川逸子(詩人)、ヒデヨヴィッチ上杉(ミュージシャン)、石川智子、青西靖夫(開発と権利のための行動センター)、西岡由紀夫、石川治子(カトリック修道女)、木村まり(会社員)、吉沢洋子、谷島光治(アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会)、飯島有紀(パート)

個人賛同者のコメント(これらのコメントは、署名者個人の責任によるものであり、呼びかけ人、および他の署名者が責任を負うものではありません)

福井昌子/翻訳業 「アンナへの手紙」の上映を終えたその翌日にこうしたニュースが入り、愕然としました。今も怒りを感じています。日本のマスメディアで大きく取り上げられなかったのは、タイミングもあるでしょうが、メディアの姿勢を象徴しているようにも思います。ロシア国内にも反響はあるようですが、私たちが繰り返し声を挙げ、抗議の声を大きくしていかないといけませんよね。日本のメディアがもっとこのニュースを広げることを願います

梅村 英美 この事件がうやむやにされないよう、この事件に、そしてチェチェンに注目し続けます。

鈴木 晶/法政大学教授 ロシアの国全体が「闇社会」になりつつあることを心から危惧しています。

菅原絵巨/レコードショップ店長 賛同します。暴力による口封じなど許されていいわけがない!

ビー・カミムーラ/ナブルス通信編集部 チェチェンで起きていることを密室に閉じ込めることに強く抗議します。勇気をもって闘っていたマルケーロフ氏やほかの暗殺された方々への哀悼をこめ、暗黒国家ロシアを変えていく力に微力ながら合流したいと思います。

水野友美/京都大学大学院生 政治的立場によって、ある者は刑罰が軽減され、ある者は命さえも奪われるという事態は、あってはならないものです。ロシアが真に法治国家であるならば、「法の下の平等」を実践してください。ロシア軍がチェチェンで行なってきた強かん・暴力事件を厳しく取り締まり、またスタニスラフ・マルケーロフ弁護士とアナスタシア・バブーロワ記者殺害の真相を明らかにしてください。

池田香代子/翻訳家・世界平和アピール7人委員会 事件の真相を解明し、世界の平和を愛する市民の前に公開することを求めます。

匿名/記者 ニュースを新聞で知ってから、直感的に「世界がオバマ就任で大騒ぎしているタイミングを狙い、陰に隠れて行われた政治テロに違いない」という印象を受け、政治的理由で人の命をもてあそぶ連中は絶対許せない、との思いを強くしています。犯人がだれであろうと、これまでに既に数多くの犠牲者が出ているにもかかわらず、このようなテロの発生を防止できず、事実上容認し続けているロシア当局に抗議し、猛省を促したいと思います。外信記者(OB)ではありますが、ロシアは門外漢で、アンナ・ポリトコフスカヤとリトビネンコの暗殺などをきっかけに、チェチェン問題に関心を持つようになりました。皆さんの活動のおかげで、一般メディアが(わたしもその一員ですが)きちんと伝えないことを、教えてもらっている、という意味で感謝しています。今後ともよろしくお願いします。
杉原浩司/核とミサイル防衛にNO!キャンペーン イスラエルのリブニ外相はガザ大虐殺を「テロとの戦い」だと正当化しました。今回の二人の暗殺は、ロシア版「テロとの戦い」の一環でしょう。「テロとの戦い」という名のグローバルな国家テロネットワーク=「死の戦線」に立ち向かうためには、地域やテーマの違いを超えた人々の連帯のネットワークが不可欠です。「不処罰の連鎖」を断つという夢の実現に向けて、つながりと力を強めたいと思います。

金津紀代/くまもと子育て・教育9条の会事務局長 チェチェン戦争が終わっていないこと、ロシアがいまだに恐怖政治を続けていることに心が痛みます。アフガン、イラク、ガザについては、ある程度の情報があり、私達も何らかの行動を起こすことができますが、ロシアに対しては何をしたらいいのかわかりません。この緊急声明を会員に送りたいと思います。

岡林茱萸/自営業(教師、通訳、翻訳) ガザでのイスラエル軍の行動に批判が集まっています。しかし、チェチェンでひとつの民族が命を奪われ、ロシアによって文化も生活も破壊しつくされていることはみな忘れています。いずれの場合も、ロシア、アメリカ、ヨーロッパ諸国が関与しているのに、表舞台にいるイスラエルパレスチナのような小さい国々が、無駄な殺戮をくりかえしていると批判される。いまの政治は大国のしたい放題。そしてその国のなかに生きている市民も自由ではない。とりわけロシアでは、他者の痛みを感じずにいられない人々が、次々に犠牲になっています。私は、ロシアにかかわって生活してきましたが、ロシアからいまはなるべく遠ざかりたいとおもうほどです。こうした文章ひとつ書くにも、ロシアの言論弾圧が自分のみにも身体的危険を伴ってふりかかるのではと不安になります。しかし、ロシア語にかかわる多くの人は、少なくとも私の周囲ではこうした問題に目をこらしているようには見えません。映画『チェチェンへ』やアメリカ映画をリメイクしたミハルコフの映画も高い評価を得ているようですが、ミハルコフがプーチンの強烈な支持者であることを思うと私の足はどうしても劇場に向かないのです。『チェチェンヘ』にしても、ロシア人が主人公である限り、チェチェンの視座からものがどう見えているかを描かないかぎり、ロシアのオリエンタリズムに終わるほかないと私は思います。マルケーロフ弁護士とバブーロワさんのご冥福を心から祈ります。

鈴木サカエ/TAMA Publishing co. チェチェンで起きてること、真相を封じてお 構いなしのロシアの実態を報じると、必ずや殺されること。なかなか主流のメディアに 載りません。でもアンナさんのように、実際に殺されても、茶番の裁判で先が見えないこ とが歴然としている現実では、確かにこわい。ここでも世界の黙りがこういうこと許すんだと思う。

武田正一郎 プーチンの 卑劣な行為を自国民にも行える冷酷さに 立ち向かっていく 英雄たちとその勇気を 周りの人間に 出来る限り伝えて行きたい

田中 篤/医師、帝京大学医学部内科准教授 この声明はもちろんロシアの人々のためではありますが、同時に日本に住む私たち自身のための声明でもあるとも思います。ひとりでも多くの賛同者が得られますよう願っております。

村井 祥平/大学生 断固抗議する。世界の市民は黙っていない。ロシア政府が人権を守り、表現と言論の自由を守ることを切望する。それまで私はロシア政府を支持しない。

二階堂啓志/一市民 アンナ・ポリトコフスカヤはかつて「ロシアという国は原子力潜水艦『クルスク』のように、救いようのない状況にある」と書いていましたが、またまた正義と自由を葬り去ることによって、この国はどこまで沈んでいくのでしょうか。

小林洋子/アムネスティ・インターナショナル・ジャパン会員 旧ソ連の労働者に対するロシア国内での雇用を半減させるというプーチン首相の発言等、現政権でも全くプーチン大統領時代と同様、人権問題の改善は一向になされていないことを世界に知らしめるにはどうすればよいのか、行動していきたい。

阪口エキン/釜ヶ崎直接行動隊 お二人の勇気に少しでも近づけるよう正義を追求しながら形にしていきたいと思います。そして、そのことが“先進国”で暮らす者たちの義務であると。

タジマアキコ ノド元過ぎれば熱さ忘れる・・・これは我々日本人の悪い習慣です。平和な日本にいるとなかなか実感できず、他人事のように思われるかもしれませんが、我々は想像力を働かせ、同じ人間として怒りや憤りを保ち、いけないことはいけないとハッキリ声をあげるべきです。力には数で闘うことが効果的です。一人でも多くの声があがって暴力や権力に勝つことができますように!!

西岡政子/環境カウンセラー チェチェンに一日も早く人権が確立し、市民が平穏に暮らせるように、日本政府は何らかの対策をとるべきです。

菱木 康夫/アムネスティ・インターナショナル第56グループ 以前よりブダーノフ大佐のレイプ殺害事件について関心を持っていました。「人権侵害をしたものは裁かれなければならない」という原則に則り、事件の究明を求めるこの緊急署名に賛同いたします。

向井英夫 こんなことは絶対に許されてはならない事です。心からの憤りを覚えます。

杉山百合子/藤沢市民 ロシアの市民のためではなく何より、自分のために、強く抗議します。このような恐ろしいことを見ないふりをする世界にしないために。世界の誠実なひとりひとりの努力で権力の犯罪をやめさせる。

桜井邦彦 自由を抑圧する政府は遅かれ早かれ必ずその代償を払うことになります。遅ければ遅いほどその代償が大きくなるのです。

東原春雄 許せない 世界に平和を

深沢香織 緊急声明につき、賛同いたします。アンナ・ポリトコフスカヤさんの書籍で知ったブダーノフ大佐の暴挙とその後の展開については強い関心を持って注視して参りましたが、このような顛末になるとは、言葉もありません。ロシア政府の関与は疑いないでしょう。強く抗議し、適正な調査を望みます。

漆谷伸人 たとえ日本からであっても、また、たとえわずかな数であっても、この問題を注視している人々がいることを伝えてほしいと思います。

中野綾乃/アクセサリデザイナー いつか旅してみたいと思っている美しい国が、このような非道の罷り通る国であることを非常に残念に思います。ご遺族の方々が娘さんを無残に奪われた上に理不尽な脅迫を受けて祖国を離れざるをえず恩赦を受けた加害者が堂々と街をあることができるという、この理不尽。「決して許さない、看過しない」というメッセージを静かな怒りとともに発することが今自分にできる唯一のことと考え、署名をお送りいたします。

坂本理恵子/会社員 世界中のあちこちで、暴力によって人を黙らせ、ねじ伏せて搾取しようという動きがはっきりと見えています。そんな現状に対し微力ながらNO!と声をあげていきたいと思います。

佐藤和之/労働者ユニオンLIAF  サンクトペテルブルグでは、労働運動家が執拗に襲撃されています。そこで抗議の国際署名も、CIS諸国の仲間を中心に、呼びかけていたところでした。反撃しないと、大変なことになると思います。

林 多恵子/茅ヶ崎市民 勇敢なマルケーロフ弁護士とパブローワ記者の暗殺に抗議します。こんな卑怯なことがまかり通っていいはずがありません。ロシア政府は、真実を明らかにする責任を果たしてください。

天野 理/アムネスティ・インターナショナル日本 ロシアとチェチェンの人びとに、人権と正義を!

中島まり英 チェチェン実態を少しでもわかるには メデイアを通してしかない私たちにとって 其の報道者アンナが殺害された時怒りと悲しみで いっぱいでした。今回またくりかされる卑怯な殺害を どうしても許せません。ロシアが開かれ、民族の違いをこえ 公平な裁きの出来ることをすこしでも早く示してください。 叉民族の尊厳を大切にする国であるよう私たちは見守っていくつもりです。

法貴 潤子 このような弾圧や暴力が未だにまかり通っているのに、ロシアでプーチンの支持率が高いことに危機感を感じます。

岸田 毅彦 ニュースを知ったとき、ショックを受けたと同時に、あまりにも軽く聞き流されてしまうんだろうという虚しさも感じました。この事件(テロ)の背景を粘り強く気にし続けなければと思います。被害者の人数が少ないというだけの理由で、現在のニュース業界では小さな事件という扱いにされてしまいますが、背景は実に深いと思います。

小林伸子/東京都板橋区在住 あきらめたら権力の暴力は際限なく増大するものだということを見せつけられてきた。ロシア政府のチェチェン弾圧、言論弾圧はあまりに信じがたくて思考停止に陥っていたが、この声明が声を上げる手段を与えてくれた。

池山みちる/会社員 公平な調査と公平な裁きを!

佐藤宏/会社員 一連の暗殺の裏には、一部政治家や軍人の暴走では済まされない利権構造や、組織犯罪とのつながりがあるのではと、懸念しています。

小松さき/大阪女学院大学 国際・英語学部1回生 チェチェンの問題は本当に最近知ったばかりなので無知ですが、今後エリザさんのような犠牲者や暴力によって抑圧される人たちが増えないように願っています。事態の解決を求める声がロシア政府だけでなく、世界中の人々に届けばと思います。

近藤ゆり子  お2人の(そしてアンナ・ポリトコフスカヤの、多くのチェチェンの人々の)死に深い哀悼の意を表します。殺人者に憤りを覚えます。殺されているのは無辜の人々であり、「真実」です。「真実」が殺されていくことを許容するとき、私たちの自由もまた殺される。 私たち自身の、そして次世代の自由のために、私たち一人一人が声を上げていかねば ならないと思っています。

紺野茂樹/哲学者・社会理論研究者 万人に正義を!

花桃子/音楽教諭 今回の事件に大きなショックを受けています。社会参加における「権利」「責任」、その根底にあるのは人間の「尊厳」というリアリティーなのだということを何度でも噛み締めなければと、絶望の寸前で強く決意します。事件に対し、積極的な関心を持ち続けたいと思います。

匿名/会社員 知人のブログで事件を知りました。日本のメディアで報道されたのでしょうか?私は知りませんでした。なぜ次々に良識ある人権派が殺されていくのでしょう。それに対して世間はあまりに無関心、無頓着です。微力で蚊の鳴くような声でも抗議の声をあげなくてはと思いました。

寺崎明子/アジア女性資料センター 先日のアムネスティ・フィルムフェスティバルで「アンナへの手紙」を見てきました。このようにして体制を維持しているロシアのプーチン政権に強い怒りを感じます。

原 秀子/アムネスティ・インターナショナル日本 ブダーノフ大佐の強姦殺害事件のことは、アムネスティ日本が制作したビデオでも取り上げました。この事件のことについては、一般の市民も知っています。「テロとの戦い」の名を借りて、チェチェンの人々に暴力の限りを尽くしているロシア政府の不正義、またそれを報道しようとするジャーナリスト、人々を守ろうとする弁護士に対して行われる不正義を国際社会は、わたくしたちは決して見逃してはいけないと思います。また日本政府に対しても、ロシア政府に真実の究明を迫るよう求めます。

丹羽 雅代/アジア女性資料センター 紛争でいつも子どもや女性が犠牲を強いられる。そんな歴史をこれ以上絶対に許さない。

原口剛/大阪市立大・神戸大 緊急声明に賛同します。

杉山隆保/平和に生きる権利の確立をめざす懇談会会員、2009年憲法フェスティバル実行委員 同じジャーナリストして許せません。

酒井はるみ 人権の尊重、思想信条の自由を犯す国家は国民を幸せに出来ない国だと認識しています。2人の犠牲者を忘れたことはありませんが、さらに犠牲者を増やすのですか?これは蛮行以外の何ものでもありません。

斉藤 日出治/海南島近現代史研究会 ロシアの大国主義にもとづく民族抑圧、人権侵害に抗議をします。

平 志朗/広島市民 ブッシュの「テロへの報復」が正当化された、9.11事件以降、もっとも懸念されたロシアの戦争とイスラエルの戦争は、当然のごとく人類の恥ずべき汚点としての歴史を刻んでしまいました。ブッシュの低脳ぶりをここで悔やんでも仕方のないことですが、暗殺という手段はもっとも卑怯で恥ずべきことであり、もし国家によるものであるとしたら、ジュノサイト同様に邪悪で卑劣なものであり国家指導者は裁かれねばなりません。そして、弁護士とジャーナリストの殺害は、法と言論の自由への敵対であり、ロシア政府はこの事実を重く受け止めねばなりません。

匿名/教員 弱者をないがしろにする世界にしないために。

井形美代子/東京都立大学大学院・博士課程在籍(仏文学研究) 最近ソクーロフの映画を観たことを機に、この問題への関心がより強まりました。ガザの問題と同様、マスコミの誤った報道を鵜呑みにするのではなく、まずは事実を知りたいと思います。

匿名/作家 世界じゅうに、事件を見ていて、記憶している人がたくさんいます。

安東つとむ&スタッフ一同/「フォーラム色川」 ロシア政府の人権弾圧はすさまじい。弾圧の域を超えて、これは圧殺である。世界が見ないふりをしてくれているし、天然ガスや資源がほしいから、知らないふりをしているし、友好関係を失いたくないようだから、今のうちにロシア国内と近隣の地域では、やりたいことをやろう。文句をいう奴は根こそぎつぶそう。それがプーチンの本音だろう。マスメディアは、ヒットラーの虐殺、スターリンの虐殺の歴史は語るが、いままさに日々弾圧・圧殺されているロシアのジャーナリスト・弁護士・民衆の姿をリアルに伝えようとはしない。ロシア権力のやっていることを書こうとしない。都合の悪いことはなるべく見ない・書かない・知らない振りをする。チベットでもチェチェンでもそうだった。それなら、ジャーナリストと名乗るのをやめて、「新聞販売業文章埋め立て担当」とでも名乗るがいい。かつて、メディアが見て見ぬふりをしていい時代になったことがあるか。わたしたちは、チェチェンニュースのおかげで、知らない振りをしなくてすむ。いま何をすべきか。できることをしたい。健闘を祈ります。

匿名 許し難い!!!

田中 孝史/大学非常勤講師 ロシアで公正な裁判が行われ、全ての人々の人権や尊い命が守られるようになることを願い、ここに賛同します。

武長玄次郎/教員 許し難い暴力が横行するロシアに、チェチェンに、真の平和がやってくる日を望みます。

小林葉子/核とミサイル防衛にNO!キャンペーン 権力の闇を暴こう。ロシアでも、日本でも。

野村修身/工学博士 暗殺すれば言論封鎖が出来ると思うのは錯覚です。

館野公一/シンガー・ソングライター こんなことが許されてよいわけは無い。法という厳正な天秤で不正と闘おうとした弁護士と、ペンの力を信じてその道に入った新聞記者が、無法な銃弾で命を奪われるなんて。しかし、その意志の力を奪える銃弾など、この世に存在しないことを逝った2人だけでなく、みんなが知っている。いつもチェチェンを見つめる目を持っていたい。

橋野高明/日本キリスト教団牧師 マルケーロフ暗殺についての緊急声明に個人として賛同します。 

久松絵美子/会社員 新聞で事件を知り、愕然としました。こんな野蛮な行為、許せないです!!!

二見孝一 今回の暗殺には、軍や現政権の関与が強く疑われます。徹底的な真相究明を行うことを求めます!

賀来新子/アムネスティ会員 ロシアにおいてこのような事が続けばロシアは野蛮な国だと国際社会で認識されるでしょう。声をあげる人を抹殺することは絶対に許されません。
匿名 ロシアならずもの国家の恐怖政治を許すな!

熊野盛夫/メロメロポッチ店主 世界が平和でありますように。

渡辺美奈 現在のような国際情勢で、ロシア政府にどのようなプレッシャーが可能なのか具体案が出てきませんが、ロシアの人権活動家が孤立しないように監視、情報共有を続ける貴団体の重要な活動に敬意を表します。

周 香織/団体職員 アンナ・ポリトコフスカヤさんの本などを読んで、ブダーノフ事件のことは知っていましたが、このような顛末になってしまうとは、本当に思いもよりませんでした。ブダーノフ事件は、チェチェンで起きた虐殺事件の中でも、珍しく明るみに出、裁判によって加害者が裁かれた貴重なケースでした。しかし、今回の殺害事件を見ると、法律が本当に機能しているのかとすら思ってしまいます。弁護士と記者を、街中で殺害するという行為は、もちろん、見せしめの意味もあるのだと思います。チェチェンに関わろうとするから、こんな目に遭うのだ、だからチェチェンには関心を持つな、という警告(というか脅し)を人々に与え、萎縮を狙っているのだと思います。であるならば、私はこの事件があったことをずっと記憶に留め、様々な人たちに知らせていこうと思いました。

匿名 マルケーロフ弁護士およびバブーロワ記者と、アンナ・ポリトコフスカヤおよびアレクサンドル・リトビネンコ氏の勇気ある行動に敬意を表すると共に、深い哀悼の辞を捧げます。

清川博明/アムネスティインターナショナル日本支部 信州伊那谷グループ チェチェンの状況を知れば知るほど、私が生きている同時代の事実なのだなと愕然とします。プーチン、メドべージェフ政権の暴虐を少しでも阻止するには世界中の人々、政府が抗議し、警告するより他ないと思います。

藤野 龍一/スタニスラフ・マルケーロフ弁護士と、アナスタシア・バブーロワ記者殺害について犯人を逮捕し裁判に掛けるよう求めます。

太田光征/「平和への結集」をめざす市民の風 スタニスラフ・マルケーロフ弁護士と、アナスタシア・バブーロワ記者殺害についての緊急声明に賛同します。

匿名/会社員 NHKのドキュメンタリー、映画リトビネンコ事件を観てから関心を持っていました。こんなにあからさまに言論を押しつぶすのは許せないです。

酒井はるみ 人権の尊重、思想信条の自由を犯す国家は国民を幸せに出来ない国だと認識しています。2人の犠牲者を忘れたことはありませんが、さらに犠牲者を増やすのですか?これは蛮行以外の何ものでもありません。

横田えつこ/岡山県議会議員 非人道的な行為は世界のどこでも許すことはできません。私ができること、まずは意思表示します。

横山雄一/契約社員 こんなひどいことが何故許されるのでしょうか?声明に賛同します。

匿名/一市民 アンナ・ポリトコフスカヤさん、リトビネンコ氏に続き、決して許してはいけない暗殺が計画・実行されてしまったことに憤りを感じます!

岡本直樹/アムネスティ静岡グループ 平和のために、命を落とした人々の代わりに、自分は、これからの人生を使っていきます。

酒肆和子/会社員 チェチェンニュース、配信していただいています。自分がコミットできることには限界があると思っていますが、それでも、こんなにも世界で起こっている問題の根っこはどこかでつながっているといつも感じます。体力の続く限り、出来ることは何でもやろうと思っています。ときには疲れることもあるかもしれないけれど。

小谷実知世/会社員 緊急声明に賛同します。すべての国で自らの考えを自由に述べることができる日が来ることを願います。

彦坂 諦/作家 ロシアに深くかかわってきた者の一人として、今回の事態とそれをひきおこすにいたった経緯とに心底から憂慮を感じています。このようなロシアを現出するためにロシアのひとびとはエリツィンを、そしてその後継者としてプーチンを選んだのでしょうか? このような事態を現にひきおこしているロシア政府とロシア軍を、もし、このまま支持しつづけるのだとしたら、「ソ連邦」ではなく「ロシア連邦共和国」を選んだ意味は、はたして、どこにあったというのでしょう? いまガザでひきおこされている事態に沈黙しつづけてはいけないのとおなじように、このいまロシアでひきおこされている「基本的人権」の抑圧にも、沈黙しつづけることはできません。

金朋央 とんでもない事件だと思っておりました。声明に賛同します。

浅田 明/Freelnace Mathematician マルケーロフ暗殺についての緊急声明に賛同します。

三好公子 世界中に権力が起こす許しがたい事件が蔓延しています。しかし、あきらめることはできない。何もできないと思っていても、目をつぶることは許されないことです。「何か」をするためには、知ることから始めなければならない。

及川稜乙/東ティモール支援・信州 事務局 革命とはなんだったのか? 恐怖と独裁を排除したはずが、より深い恐怖と独裁の闇に覆われているとは! 他民族を隷属させるにとどまらず、その不幸な民族に心を寄せる自国民をすら暗殺しつづけるとは! ロシアよ、至宝の歌と舞踊をもって世界から尊敬を集める民族の矜持を取りもどせ! ラフマニノフを聴きながら、わたしは涙する。

武藤 邦芳/千葉県印西市議 ロシア国民の為にも 正義が実行されることを望みます。

高田 真佐子/専業主婦 ロシアの闇に怒りを覚えています。ロシアに生きる、民衆の声さえ、私たちに届かず、権力を持つ人の、冷徹なまなざししか見えてきません。きっと権力を持つ人々は、民衆が正義を守ろうと、行動することを恐れ、ロシアの良心とも言うべき、勇気ある人々を暗殺したりするのでしょう。こんなことが、長く続くはずがないと確信していますけれど。

木村厚子/岐阜県 ロシアの言論封じは許されません。弁護士や新聞記者は、暗殺されたように見えます。真相の解明と、チェチェンへの弾圧をやめるように要求します。
長南博邦/千葉県野田市議会議員 市民の代理人であるべき政府・権力者が暴力的に威圧することなど許されようもありません。軍隊や秘密警察がその手先となって暗躍する世界には市民の平和は訪れません。今回の事件の徹底究明を通して二度とこのようなことが繰り返されようにしましょう。もちろん、ロシアやアメリカ、イスラエル等々、暴力を持って他民族を支配しようとする試みも終わりにしなければなりません。

中村優子 もう誰が死ぬのも見たくありません!

本田都南夫/情報工房スピリトン・代表 プーチンはロシアをスターリン体制に戻そうとしているのでしょうか。たいへん不気味な事件です。

仁藤万友美/すずめの木代表 相変わらずロシアの体質はかわらないばかりかますます悪質になっていく。力と悪事での弾圧はいつか白日の下に曝され、歴史に残るだろうが、それまで待つことはできない。罪なき人々への行いは、イスラエルの蛮行と同様に世界から非難されるだとう。誰も見てみぬ振りをしないということをそろそろ知るべきである。

羽田ゆみ子 なんというひどい話でしょう。白昼公然たる暴力ですね。軍隊をもつ社会の暴力性に、あらためて恐怖といきどおりを感じます。命を絶たれた人たちの犠牲を無駄にしてはいけないとおもいます。

大道魯参/ミズーリ禅センター住職 不殺生

神谷扶左子/セルフ・エスティーム・リンケージ ロシア政府のジャーナリスト暗殺に対して、もっと世界の市民が怒りの表明をすべきでは?と思っていました。「邪悪に餌をやること」(デモクラシー・ナウで報道されたビル・モイヤーズの表現)に加担してはいけないと思います。

増田博光 2人の貴重な「戦士」に心から哀悼の意を表明します。

今村 公保/日本山妙法寺 アンナ・ポリトコフスカヤさん暗殺の報に接したとき、国際社会の無力さを改めて実感させられた深い衝撃の記憶が、まだまざまざと残っています。無力とはいいながら私たちはロシアの度重なるあからさまなジャーナリスト弾圧を座視していてはいけません。及ばずながら声明に賛同いたします。

鈴木香織/書店員 マルケーロフ暗殺についての緊急声明に個人として賛同します。

岩崎美枝子/全国投票の会 なんてことだ!「邪悪人間、世に憚る」が当たり前になってしまう世界にさせないためにあらん限りの声をあげていかなくてはならないと思う。

鳥居正宏/アムネスティ・インターナショナル会員・社会民主党党員 マルケーロフ暗殺についての緊急声明に個人として賛同します。

芦澤礼子/フリーライター ロシアのチェチェンに対する不当な支配を告発する、勇気ある弁護士とジャーナリストがまたも命を奪われてしまいました。このようなことを繰り返すことは、チェチェンの人々のみならず、ロシアの人々にとっても不幸です。この声明にもある通り、公正な裁判を望むとともに、チェチェンの人々に対する弾圧を直ちに中止するよう、ロシア政府に要請します。

清水薫/会社員 アンナ・ポリトコフスカヤさんの本を読んだ時も、アレクサンドル・リトビネンコさんの本を読んだ時も、彼らの勇気ある行動に感動し、彼らが亡くなった時には、あってはならないことが起きてしまったと、知っているだけで何もしなかった自分を後悔しました。できることは小さなことでも何もしないよりは大きなチャンスをもたらすかもしれません。そう信じたいです。私は個人として緊急声明に賛同します。

西井和裕/フィリピン情報センター・ナゴヤ フィリピンでもアロヨ政権に批判的なや労働組合リーダーや農民運動のリーダー、ジャーナリスト、弁護士、教会関係者がつぎつぎと殺される「超法規的処刑」が頻繁に起きています。ロシアの場合は、チェチェン紛争という外部には隠しておきたいロシアの恥部を暴こうとするものに対する暴力の行使ですね。こういう暴力が横行すると市民は萎縮し、公正な議論が避けられるようになり、社会全体が暗い霧の中に沈んでいってしまいます。この声明が公正と正義を求めるロシアの人々を勇気づけることに役立ちますように。

斉藤一清 これはいずれ日本人自身の問題になると思います。我々が持てる「自由」を行使しないのであれば。

匿名 あまりの露骨さに驚きました。ソ連時代以上なのでしょうか、ロシアの現状、権力の露骨な暴挙や人々の沈黙、虚脱感、ニヒリズム以上の虚無には言葉も出ません。しかしバブーロワ記者やマルケーロフ氏のようにロシアの中にも権力と戦っている人がいるのは本当に勇気付けられます。それだけに公然と踏み潰すとは言葉も出ない。でもロシアは広い国ですし、かつてのように、かならず心あるひとたちが次から次へと出てくるはずです。

守屋慎一郎/プランナー 私たちは関心を持ち続けている。

中西 綾子/時をみつめる会 暴かれる者たちにとって、真実報道こそ、抹殺されなければならない最大の邪魔物なだけに、世界中の市民は命を張って頑張って報道してくれる記者の方たちを守るために、やるべきことをやらなければと心から思っています。

阿部慶太/フランシスコ会 人権侵害はどのような政権でも許されないことです。

ヒデヨヴィッチ上杉/ミュージシャン スタニスラフ・マルケーロフ弁護士と、アナスタシア・バブーロワ記者殺害についての緊急声明に賛同します。

西靖夫/開発と権利のための行動センター グアテマラなど中米の人権活動などへの支援を行ってきています。活動がんばってください。

西岡由紀夫 暗殺で自由な言論を封殺することは許されません。真相の徹底的な究明と関係者の処罰、再発の防止を強く訴えます。

石川治子/カトリック修道女 言論の自由を束縛する社会に怒りを感じ、命を賭してまで闘う方々へ連帯を表します。

木村まり/会社員 アンナ・ポリトコフスカヤさんはじめ今回のアナスタシア・バブローワ記者などマスコミ人殺害や、同様に今回殺害されたスタニスラフ・マルケーロフ弁護士のように人権や人命のために活動する人々を二度と殺さないでください。あなた方ロシアの国が民主主義や人権を尊重する国家である限り。そのような国でなくとも体制に不都合な人々を抹殺するのは金輪際やめてほしい。