産経:ジャーナリスト暗殺で無罪の評決 モスクワ軍事裁判所

2009.2.19 23:46【モスクワ=佐藤貴生】 公判はロシアで後を絶たないジャーナリスト襲撃事件の象徴として、大きな注目を集めていた。昨年11月に始まった公判は一時、メディアを排除して閉鎖形式で行われるなど、透明性が疑問視されていた。ロシア・ジャーナリスト同盟のボグダノフ代表は「信じられないほどの恥ずべき決定だ」とコメントしており、捜査や審理の進め方をめぐって欧米などで批判が高まる可能性もある。

 検察当局は一時、容疑者10人を拘束しながら後で複数の者を釈放するなど、捜査は不可解な経緯をたどった。審理は実行犯を特定されないまま進められ、背後関係も解明されないとの見通しが強まっていた。

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