講演会「日本人拉致事件を追い続けた64日 キルギス人ジャーナリストの証言」

 1999年8月23日、キルギスの南部で日本人技師4名がイスラム武装勢力に拉致された。

 10月25日に解放されるまでの64日間、日本人の姿をもとめて追い続けたキルギス人のフリー・ジャーナリストがいた。

 約60年前のキルギスで2年間を過ごした日本人捕虜の証言を記録する目的で来日中のジャーナリストが、10年前と現在の取材の様子を伝える。

日時:4月2日(土) 14時から17時まで
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
http://nyc.niye.go.jp/
講師:Zheenaly KAMBARALIEV(ジェーンナール・カンバラリエフ、フリー・ジャーナリスト)
講師プロフィール:1959年12月キルギス共和国ジャララバード州生まれ。ソビエトのウラル国立大学ジャーナリズム学部卒。ソ連の新聞社に勤務ののち、1989年にキルギスへ移住。新聞社に勤務。1997年フリージャーナリストとして独立。1998年、カナダの鉱山会社のトラックから流れた化学物質のイシククル湖の環境汚染に与えた影響を取材。
内容:1999年8月、キルギスのバトケン州で日本人技術者が拉致される事件では、解決するまで事件を追い続けたその理由やノウハウ、バトケン州にイスラム武装勢力が侵入した背景は何か。64日間という時間は適切だったのか。また、約60年前のキルギスで捕虜としてすごした日本人捕虜に、どのような視点で感心を持っているのか。取材はどのように進んでいるのか。10年前と現在の日本とキルギスに関わる取材の様子や背景を語ります。

会費:一般1000円、学生500円

問合せ先:シルクロード雑学大学代表 長澤法隆 電話042-573-7667
キルギス情報センター ロシア旅行社内 担当加藤 電話03-3238-9101