Chechen・Russia and You... (チェチェン・ロシア、そしてあなた)~未来への想いは国境を越えて~

日本大学国際関係学部安元隆子ゼミナール

チェチェンとロシアの国境を越えて、平和のために活動を続けている人々を支援するチャリティ企画。
安元ゼミナールでは、日露交流史や現代ロシアの抱える問題-チェルノブイリ原発事故やチェチェン戦争-について学び、チャリティ企画を毎年行い、逆境下におかれている人々の支援のために収益金を全額寄付してきました。
今年は、チェチェン戦争において、敵味方なく医療行為を行ったハッサン・バイエフ氏や、ロシア人兵士の母たちのチェチェンまでの平和行進などを取り上げ、戦争という極限状況の中での人間のあるべき姿を考えたいと思います。
チェチェン戦争の現地取材を行い、平和行進に参加したジャーナリストの林克明氏の講演会と写真展も開催します。またロシア人歌手エカテリーナさんのコンサートを開催し、歌を通してロシア人の心を知ってもらいたいと思います。
なお、収益金は戦争で傷ついたチェチェンの子供たちのために全額寄付させていただきます。

【日時】平成 21 年 10 月 31 日(土)13:00~15:30
【実施場所】日本大学国際関係学部 15 号館 1 階 1512 教室
【実施団体】日本大学国際関係学部国際交流学科安元隆子ゼミナール
学生代表松本健太
連絡先 090-4867-1733 yasumotozemi2009@yahoo.co.jp
【プログラム】 13:00~ ゼミ生によるレクチャー
(ゼミ紹介、戦場の医師ハッサン・バイエフ氏などのチェチェン戦争において平和活動を行った人々、チェチェン難民の現在)
13:45 ~ 林克明氏による講演「母たちの平和行進は国境を越えて」
休憩(15 分)
14:30~ ロシア人歌手エカテリーナさんによるコンサート
「エカテリーナコンサート ~Japanese songs in Russian heart~」
(ともしび・ポーリョシュカポーレ・ハナミズキ・涙そうそう他)
15:30 終了予定
*会場前にて林克明氏の写真展(チェチェン、屈せざる人々)及びゼミ展示を行います。
チケット代一般1,000円学生500円前売り特典あり(ロシアの絵葉書)

【安元ゼミ・前年度までの大学祭での実績】
チェルノブイリ原発事故被曝者救援のためのチャリティイベント
・ 2006年ウクライナで被曝した歌手、ナターシャ・グジーさんを招いてのチャリティ
コンサート
来場者数 170人
収益金 12万円を「チェルノブイリ子ども基金」に寄付
同時開催広河隆一氏の「チェルノブイリ写真展」
・2007年講談師、神田香織さんによる講談「チェルノブイリの祈り」
来場者数 120人
収益金 10万円を「チェルノブイリ救援中部」に寄付
同時開催チェルノブイリの大地の浄化を目指す「菜の花プロジェクト」
の展示
チェチェン戦争で傷ついた子供たち救援のためのチャリティイベント
・ 2008年歌手庄野真代さん(国境なき楽団)を招いてのチャリティコンサート
来場者数 170人
収益金 10万円を「チェチェン子どもたち委員会」へ寄付
市民の方々からいただいた楽器4箱分をチェチェンへ送付。
同時開催岡田一男氏の講演「チェチェン戦争と子供たち」
チェチェン映画「子どもの物語にあらず」上映
2008 年庄野真代と仲間たちのコンサート
左上ナターシャ・グジーコンサート 2006 年
左下神田香織講談「チェルノブイリの祈り」2007 年
*「東京新聞」、「静岡新聞」等に上記企画が取り上げられ、紹介記事が掲載された。
*この他にも毎年ロシア人学生との交流や、チェルノブイリ被曝者の子供たちへクリスマスカードを送るなどの活動を行っている。