人権活動家、人権侵害の証拠をスイスで寄付

チェチェン人の人権活動家ザイナップ・ガシャーエワさんは、スイスのベルン市にある「抑圧された人々を擁護する会」のビデオアーカイブに、所有する200本のビデオテープを寄付した。同アーカイブには、1990年代以降、人権活動家やジャーナリストらから寄せられた、400 本に上る人権侵害に関するビデオテープが収蔵されている。

「このアーカイブの目的は、二度のチェチェン戦争を記録することと、すべての戦争犯罪の責任追及にあります」と、ガシャーエワさんはドイツ国営放送に語った。

ガシャーエワさんは、2005年11月に、レフ・コペレフ財団の自由人権賞を受賞した。また、ノーベル賞候補ともなった。

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