2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

KC: サドゥラーエフ大統領による最近の布告一覧

5月16日のカフカスセンターは、次のような一連のチェチェン大統領布告を掲載した。 以下は Norbert Strade 非公式訳による。 http://kavkaz.org.uk/russ/content/2005/05/16/33965.shtml 布告 No. 002A 東部戦線司令官アミール・ヌラディンを異動する。 …

PW:チェチェン西部で掃討作戦

5月19日付けのプラハ・ウォッチドッグ、ルスラン・イサーエフによると: 千人以上の兵員が参加する大規模な作戦が、チェチェン西部のアチホイ・マルタンで実行された。人々の身分証明書類が検査され、男性のいる世帯は厳重に調べられた。 チェチェン警察…

BBC:ベスラン事件の容疑者、無罪を主張

5月19日のBBCによると、ベスラン学校占拠事件に参加したとして裁判にかけられているヌルパシ・クラーエフ容疑者(24)は、公判の場で、殺人、テロなど9つの罪状すべての容疑を否認した。検察側によればクラーエフはベスラン事件に参加したゲリラの…

Vol.05 No.14 2005.05.19

発行部数:1703部 サドゥラーエフ時代への展望 マスハードフ死後2ヶ月を検討する(1) 2005.05.18. 岡田一男 マスハードフ殺害という陰謀 3月8日にチェチェン共和国大統領アスラン・マスハードフが殺害されてから早いものでもう2ヶ月以上になる。マスハ…

memo.ru:サンクト市当局、人権活動家を差別

サンクトペテルブルグ反戦委員会が5月15日に行った、マラヤ・コニウシェナヤ通りでのチェチェン戦争反対のピケが、市当局に妨害された。同委員会のピョートル・ラウシュ氏が、コーカサス・ノット編集部に語った。これによると市当局は、ピケがこの場所の…

SA:クラーエフ、無罪を主張

5月19日、ベスラン事件でたった一人生き残ったとされるヌルパシ・クラーエフに対する裁判が行われ、クラーエフ容疑者はかけられた嫌疑のすべてに無罪を主張した。かけられた容疑はテロリズムと殺人など。クラーエフは事件直後にロシアの兵士に後ろ手に縛…

memo.ru:マゴメドフ家三姉妹が行方不明に

チェチェンの行政当局(親ロシア派)、共和国内務省は、5月12日に行方不明になったマゴメドフ家の3人の若い姉妹を捜索しているとコーカサス・ノット記者に語った。この行方不明事件の経緯は不明のままだ。「マゴメドフ姉妹は、ギカロ村(グロズヌイの南…

RFE/RL NEWSLINE Vol. 9, No. 94, Part I, 18 May 2005

チェチェン指導部、新司令部を指名 5月16日のチェチェンプレスによると、独立派のチェチェン国家防衛評議会のアブドゥルハリム・サドラーエフ議長は、イングーシ、北オセチア、カバルディノ・バルカリア、カラチャエボ・チェルケシア、アディゲヤ、スタブ…

RFE/RL NEWSLINE Vol. 9, No. 93, Part I, 17 May 2005

北オセチア学校占拠事件犯人の裁判開始 5月17日、北オセチア共和国の首都ウラジカフカスで、チェチェンの民兵ヌルパシャ・クラーエフに対する裁判が開始されたと、各紙が報じた。ロシア当局によるとクラーエフは、2004年9月の学校占拠事件のさいの3…

IC-RCFS: ロシア・チェチェン友好協会情報センタープレスリリース(#1283)

PRESS-RELEASE #1283 FROM MAY 13, 2005 グロズヌイ農業地域でカディロフツイとロシア軍の同士討ち 5月11日、ラムザン・カディロフ副首相に所属するチェチェン大統領警護隊と、ロシア国防省合同部隊との間に戦闘があった。報道によると兵士2人が死亡、1…

ユーシェンコ大統領への公開書簡の全文

Warsaw, Poland, 16 May, 2005 /Contacts: / /e-mail: myohoji@land.ru, mobile in Poland: +48-663357031/ Open letter to President Yushenko from a Buddhist monk of Japan, who lived in Ukraine 14 years, joined the Orange Revolution and expelled …

ワルシャワ・欧州評議会サミットでの日本山の祈りと抗議行動

(寺沢師の弟子が、5月15日記す)1日目が無事に始まった。平和への祈りは、11人の僧侶と、ウクライナやロシア、チェチェンから来た友人たちとともに行われた。クラコウスキー・プレゼドミエシー通りにある教会の前の広場で、「今、チェチェンをジェノ…

ChechenWatch: チェチェンに平和をアメリカ委員会(ACPC)のアッピールに対するチェチェン共和国大統領A.サドゥラーエフの声明

慈愛あまねく寛容なる神の御名において 尊敬する友人の皆さん。皆さんもご承知のように、チェチェン共和国(イチケリア)のアスラン・マスハードフ大統領は、この地上で最も平和を愛する政治家の一人でありました。彼はあらゆる可能性をとらえて血みどろのロ…

Reuters: 独立派はロシアに和平を訴えず

5月16日のロイターによると: チェチェンの新しい抵抗勢力のリーダーは、前任者の方針であった、和平交渉による解決をめざした、クレムリンに対する申し入れをするつもりがないとの意向を明らかにした。アブドゥルハリム・サドラーエフは、3月にアスラン…

IC-RCFS: ロシア・チェチェン友好協会情報センタープレスリリース(#1276-1282)

PRESS-RELEASE #1276 FROM MAY 7, 2005 アチホイ・マルタンの住民が誘拐された 5月5日の日中、アチホイ・マルタン地区の住民サイード・マゴメッド・スサーエフ(1983年生まれ)が、街路を歩いていたところ、所属不明の部隊に拘束された。迷彩服を着た…

PW: カタヤマ地区の住民、「石油連隊」に抗議

5月14日のPrague Watchdogによると、チェチェンの首都グロズヌイのカタヤマ地区の住民たちは、チェチェンの各人権組織とともに、5月9日から11日にかけて、「石油連隊」と呼ばれる、石油パイプラインの守備部隊に対する抗議行動を行った。このグループ…

Telegraph: ロシアスパイ、英国でチェチェン亡命者を監視

5月15日、英紙サンデー・テレグラフによると:MI5(英国国内保安部)は、政府各部局に対して、ロシアが英国国内での冷戦時代のスパイ活動をふたたび活発化させようとしていると警告した。防諜部局であるMI5は先月、ロシア側情報機関の英国での活動…

Itar-Tass:ヴァッハ・アルサノフ死亡報道

Itar-Tass:ヴァッハ・アルサノフ死亡報道5月14日、グロズヌイでのチェチェン内務省部隊(親ロシア派)の作戦で殺害された4人の武装勢力の中に、マスハドフ政権の副大統領、ヴァッハ・アルサノフがいた。親ロシア派の、スルタン・サツーエフ内務副大臣に…

ACPC: 平和への国際協力のよびかけ

緊急リリース 5月13日、チェチェン平和アメリカ委員会 http://peaceinchechnya.org/mediacenter.htmロシアにおける、5月9日の戦勝記念日と、10日のロシア−EUサミットを経て、チェチェン平和アメリカ委員会(ACPC)は、チェチェン独立派指導部が、ロシ…

Interfax: 欧州評議会事務総長、チェチェンに言及

5月4日のInterfaxによると:ワルシャワでサミットを開催中の欧州評議会のテリー・ダヴィス事務局長は、 チェチェン問題について次のように発言した。Interfax: 欧州評議会はチェチェン問題についてどのような認識を? チェチェン議会選には監視員を派遣し…

Vol.05 No.13 2005.05.13

発行部数:1711部 集会報告:チェチェンで何が起こっているのか<トルコのチェチェン難民報告> (文責:植田那美 写真:山口花能) チェチェン戦争が始まって10年。それは20万人とも言われるチェチェン難民の多くにとって、家族や故郷を奪われた喪失感と疎…

Vol.05 No.12 2005.05.11

発行部数:1710部 忘れられてはならないこと―――ロシア・チェチェン平和条約8周年の記念日に [2003.05.13、グルジア共和国トビリシ、チェチェンプレス]1997年の5月12日、チェチェン共和国イチケリアのアスラン・マスハドフ大統領と、ロシア連邦のボリ…

Vol.05 No.11 2005.05.01

発行部数:1705部 チェチェンの若者が見た日本 日本に来て1年がたちました。しばらくみなさんにおたよりできなかったので、この1年をふりかえって自分が考えてきたことをお話ししたいとおもいます。ほんとうは上手に書きたかったのですが、ほんとうに私が…